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2006年4月15日 (土)

県庁の星 観たよ

 先週の日曜日に「県庁の星」観てきた。遅ればせながら感想を。。

 ずっと前に会社の人に進められたのでその題名が印象に残っていた。題名からして独特で面白くなさそうなところが面白い。それで?時間つぶしにこの映画を観ることになった。 

『県庁の星』 サイト

 県庁に勤めるエリートが研修の名の下、民間企業に派遣されて変わっていく姿を描いた作品。県庁のエリート職員は織田裕二、スーパーのパートさんを柴咲コウが演じる。

 ビッグプロジェクトの成功をかけた情報収集という第一線の任務を担って、主人公は研修に出向く。出向き先は業績悪化した民間のスーパーマーケット。しかも現実は形式的に民意を汲む行政側のパフォーマンスだった。
 主人公は戸惑った。名前ではなく「県庁さん」と呼ばれて特別扱いされる。それまで触れたことのなかった民間企業の職場の空気。 築き上げてきた自分のセオリが、知識が役に立たない…。
 そんな中彼女にふられ、同時に約束されていたはずの自分が進べきエリートへの道が閉ざされた。
 打ちのめされた。

 ストーリーは展開を見せる。
 息の詰まりそうな状況から一転して、どんどん問題が解決していく、~気持ちいい~
 小さな成功が人に力を与え、その力がまた成功を生む。

 人として本当に大切なのは何かを学び変わっていく。
 企業も  変わっていく。
 お互いを信じ、素直になれば道は開ける。
 片方が頑張っただけでは何もできない。
 ~普段の自分のことを振り返らされる、あぁ考えさせられる~

 知人は言った。「県民の大切な税金で沸かしたコーヒーが一杯100円になっただけでは寂しい。 もっと盛り上がりのある終わり方をしてほしい。」と。
 でも世の中はそんなものだ。
 そんな終わり方にこそインパクトがあった。
 スクリーンには現代日本におけるお役所社会の現実の姿が映し出された。
 視聴者の期待とは裏腹にため息の出る現実。
 皮肉にも人として正しく生きることに目覚めた者はもはやエリートではありえない。

 こういう意見もあった。県庁さんが立ち直ったのは、あの柴咲コウみたいな美人がそこにいたから!  あ~、ほんとドラマだねぇ。
 我が仕事場にもあんな人がいたらいいのに!!
 何れにしても自分が若くないと駄目だね。
 いつもそこにたどり着く。(サミシィ)

 皮肉った内容が重くならず、また恋愛ドラマ的にならず、実世界の現実性を重視しつつ、心地よい流れの中でドラマが展開される。 日本の映画も捨てたもんじゃない。
 観てよかったって思う作品だった。

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コメント

私のブログにコメント&トラックバックありがとうございました。
私は調子に乗るタイプ(笑)なので、来ちゃいました!

かつさんの日記見て感心。
「こういう見方が有ったがや~。」

コーヒーが100円になったと言う小さいけど目に見える変化。
これからが期待出来るエンディング。
コレは私も良かったなぁって思う部分です。

個人的にはもう少しエピソードを濃い目に掘り下げてくれたらなぁって思いますが。
次回作の予定が有ればもう一度見てみたい映画だと思います。
出演キャラにえいのがたくさんいますもんね♪

投稿: ハッピー | 2006年4月15日 (土) 23時23分

ハッピーさん、いらっしゃいませ。
来てくださって嬉しいです。
「もう少しエピソードを濃い目に」ですか?
うん、そうですね。たしかにそうです。
私も次回作があれば観に行きます*^^*)。

投稿: かつ | 2006年4月16日 (日) 00時22分

かつさん、はじめまして☆

「県庁の星」、結局現実はそんなに簡単には変わらない。コーヒーが一杯100円になるくらいの変化がいいところ。でも、100円にはなった。そうして少しずつなら変わっていく。そこで諦める必要はない。だからわたしは野村さん(織田裕二)の最後のセリフが好きです。二宮さん(柴崎コウ)に「仕事はうまくいきそうなの?」というようなことを聞かれて「なかなか難しそうだ」という意味の言葉(正確に覚えていなくて。。)を返す。変わらない現実を受け入れて、でも野村さん自身は明らかに「変わってる」ことがわかるシーンだと思います。そして彼は一人でも諦めずに、改革を続けていこうとしている。

今のわたし自身の状況のせいか、わたしはこの映画から「目標をもってがんばってる人が一番輝いている」というメッセージを受け取りました。どんなに小さいことでも、たとえ社会的には高い評価を受けにくいスーパーのパートだろうと、その人が「こうしたい」と思ったことに一生懸命になる。その姿がいつだって一番かっこいい。

わたしもかっこよくありたい。

投稿: uub | 2006年4月16日 (日) 07時58分

初めまして!しんやです。
自分のブログにコメントしていたたき有難うございました!!

かつさんのブログを読んで
文章の上手さに感心させられました(^-^)

「皮肉にも 人として正しく生きることに目覚めたものは もはやエリートではありえない」
とありましたがホントそうですよね。これが現実。

あんだけ真剣に話を聴いてくれた知事さえも
その姿は表面上だけだった…これが現実なら何も変わらないなぁと思いましたがそれさえも織田裕二はわかっていたことに
また驚かされ織田裕二演じる県庁さんを応援したくなりなりました。
エスプレッソを100円にさせた。それしかかわられないのが
お役所なら
小さい努力を重ねる続けるしかない!!
うまく現実的に描かれていたと思います。自分は充分です。でも続きが見たい…

投稿: しんや | 2006年4月16日 (日) 08時11分

コメント&トラックバックありがとうございます!
「県庁の星」★面白かったですよね。
私は映画を見に行ってもツマラナイものだと寝てしまうのですが(笑)、この映画は、おめめパッチリでした。
ストーリーもわかりやすくて、考えさせられる映画でした。
最後のシーンでの、無料だったコーヒーが100円に変わってたのがよかった♪小さなコトから改善ですよね。

投稿: kaorich | 2006年4月16日 (日) 10時17分

uubさん、こんにちは。
 そうですね。新しい価値観を手に入れた野村さんは、すごくかっこいいし、幸せですよね。
 ついでに二宮さんの心まで掴んじゃって。
 野村さんはこれからも頑張ってくれると思いますね。これから先に待っている厳しい現実をしっかりと認識しているから焦りがなく、堂々としていますね。

uubさんはピアニストですか?
私もちょっとだけ音楽かじってます。

投稿: かつ | 2006年4月16日 (日) 19時13分

しんやさん、有難うございます。
 文章が上手だなんて、そんなぁ (^^ヾポリポリ ですよ。
 で、知事さんには期待させられました。映画でなかったらそんな事無いよなぁって思っていたら、ほんとに…。
このあたりが楽しく魅せてくれる映画でした。

投稿: かつ | 2006年4月16日 (日) 19時25分

kaorich さん、こんにちは。
 私の妻もよく映画館で寝ています。「県庁の星」では寝ていなかったかな。たしか。。。
 お母様と行かれたのですね。その辺が偉いです。
 kaorichさんのblogでは面白いものをたくさん紹介されていて楽しいblogですね。これからも宜しくお願いします。

投稿: かつ | 2006年4月16日 (日) 19時40分

こんにちは☆
遅くなりましたが、お返事をさせてください。

わたしはピアニスト、ではないですね。。(^^;)
ただ小さい頃からずっと習っているので、なんとなく続けてしまっています。弾けたらやっぱり楽しいですしね。次は七月に発表会があるので、その曲の練習をしています。モーツァルトのソナタ「トルコ行進曲付」です。あと3ヵ月、間に合うといいのだけど。。。☆

投稿: uub | 2006年4月18日 (火) 01時02分

uubさん、お返事までいただいて嬉しいです。
ずっとピアノを続けられているのですね。
素晴らしいではありませんか!
続けるというのはなかなか出来ないこと。
応援します(何も出来ませんが)。頑張って続けてくださいね。で、演奏会があるっていうのが良いですよね。目標があって。
トルコ行進曲というと昔妹がよく練習していたのを思い出します。

投稿: かつ | 2006年4月18日 (火) 12時32分

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今日は親孝行の一日でした。 ウチの母の通院{/cars_red/}{/cloud_sim/}に付き合い、その後、以前から母がみたがっていた映画「県庁の星」に連れて行ってあげました。 面白かったですよぉ★★★母も感動してました。 映画をみて、昔のコトを思い出してしまいました。(暗い話ですが・・・) 私は人事異動(リストラ?)を経験したことがあります。 まぁ会社に勤めていれば誰にでもありえるコト�... [続きを読む]

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