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2006年4月23日 (日)

教育と日韓関係

「連理の枝」の記事にコメントとして紹介していただいた ペ・ヨンジュン掲示板の書き込みNo.97644を辿って、たくさんの韓国に関する思想的なサイト(入り口)を読みました。

 韓国人全体を中傷するような内容や、歴史の彎曲に関する内容の資料がたくさんありました。
 過去の歴史を肌で感じとれる数々の資料。特に、日帝時代前後の朝鮮の写真には漠然とした我々の知識とのギャップが大きく驚かされるものが数多く掲載されていました。
 私が感じたことを書いてみます。

 勿論、歴史教科書問題についての議論もなされており、韓国の歴史教科書こそ国益と思想を正当化するために作られたものだという意味の意見がありました。

 そうだと思います。何処の国の人も教育によって常識を身につけます。教育は国策の一つでしょう。なにも韓国の人が日本の歴史教科書を読んだ上で日本の教科書が誤っていると反対しているわけでは無いでしょう。(私は読んでみましたよ。まだ韓国の歴史教科書は読んでいないのでコメントは差し控えます。)
 彼らが生まれてから今までに叩き込まれた自らの(お国の)常識に照らして大統領やマスコミの情報を半ば自分の意見と思い込み集団の心理として、あるいは真理として騒動を起こしているのでしょう。
 韓国風に考えたとき、韓国の国民は間違っていない。

 勿論中には十分な勉強をして、その人なりの正しい考え方として意見を述べている人もいることと思います。しかし、考えれば考えるほど、私たちがそうであるように隣国の友を非難したり、喧嘩するに値するのに十分な情報や知識を得ることは困難なのです。
 私も日本の教育を受けて育ちました。日本の新聞を読んでいます。

 そんなことより、国民同士が理解し合い共に事実を勉強して未来のために役立てることが肝心と思います。一体真理は何なのか。そのときの括り方を国ではなく、東アジアの…とすべきなのです。

 そして、どちらの国も国民に対して正しい十分な知識を与えるような教育を目指して欲しいと思います。勿論国際社会の中で国民が幸せに暮らしていける事は大切です。政治をやりやすくしたり、必要以上に国益を重視した方針に偏らないように注意して欲しい。国民が自ら考えることで平和と発展のアジアを築き上げていくことの出来る強い国際社会のために教育を進めて欲しい。そう思いました。

 追加します。

 日本の小学生からの教育に必要と思う点は、
 先ず、日本の国のが担ってきた国際社会における位置付けについて、功績についてしっかり教えるべきです。勿論過ちについても隠すことなく教え、二度と繰り返さないように教えるべきです。
 ノホホンとしていたら平和な国は守れないこと。少なくとも日本の領土はどこかぐらいしっかりと教えるべきです。(いまの日本人には興味がうすい事柄です。)竹島のニュースを見ても分るように、世の中は戦争しています。世界大戦で負けて武装解除した(つもりな)のは日本だけです。それならば、それなりに世界の中で生きていく方法があるはずです。戦略があるはずです。

 そして「競争はしないで仲良くしましょう」なんて馬鹿げたことを教えずに、競争では勝たなければならないこと、そのために努力が必要なことを教えましょう。そして、負けたからといって卑屈になったり卑怯な手で勝とうとしたりしてはいけないことも。

 最後に、もっとも大切なことは、人を大切にすること。
 人と人が力を合わせて、より良い、暮らしやすい社会を作っていくことです。これは、子供も大人も関係ありません。また国が違っても関係ありません。
 特に、アジアの諸国が力を合わせて東アジアの和を作り上げるべきと思います。
 一部の政治家が私腹を肥やすために、あるいは野望を叶えるために、人と人が敵対しいがみ合うことが無い社会を作らなければならないのです。
 それは自分事であると言うことも。。。

 もし、韓国で教育されている内容が特に歴史が思想によって曲げられて知るのだとしたら、あるいは日本の教科書が嘘をついているのなら、それが反日・反韓のもとになっているのだとしたら、そのようなことは長く続かないでしょう。いや、続かせていはいけません。この情報化社会において、正しい情報を選択出来る能力を養うと共にどんどん情報発信していけばよいのではないでしょうか。

 続きは、また別の機会に述べさせてください。

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2006年4月15日 (土)

연리지:連理の枝

Renri1  今日、公開日早々から『連理の枝』を見てきた。
 韓国でもおとといの4/13 封切りだから、まだホヤホヤだ。

 我々夫婦は、主演の二人 チェ・ジウ(최지우)の大ファンとチョ・ハンソン(조한선)の大ファンだから観に行ったのは必然的といってもいいかも。
 流れる音楽がこれまた大ファンのシン・スンフン(신승훈)だからジンジンくる。
 そのほかの出演者はソ・ヨンヘ(서영희
),ソン・ヒョンジュ(손현주) etc.
 チョ・ハンソンはテレビドラマのナイス・ガイ(좋은 시람)での演技が良かったですね。狼…なんとかという映画にも出ていたっけ。

 ストーリーは、公式ホームページで、
  日本語(連理の枝
  韓国語(연리지

Renri2 さて、”連理の枝”とは
연리지(連理枝)라면「나란히 붙어 있는 나뭇가지」를 뜻한다.곧 뿌리가 다른 두 그루의 나무가 사이좋게 합쳐진 가지가 連理枝다.간혹 거대한 고목에서나 그런 경우를 볼 수 있는데 다정한 느낌이 들어 보기에도 좋다.이처럼 '比翼'이나 '連理' 모두 그 말이 가져다 주는 이미지와 같이 남녀간의 떨어지기 힘든 결합을 뜻한다.
連理の枝(れんりのえだ) 連理となった枝。根が別の二本の木が仲良く合わさった枝が連理の枝だ。時に巨大な古木でそのような場合が見られるが、仲のいい感じが良い印象を受ける。転じて、夫婦、また、男女が仲睦(むつ)まじい様子をさす。

 CINE21.COM -- 動画がみれます
 nkino.com -- 動画がみれます

 映画は死を目前にした男女の愛の物語。
 残された時間の中で、愛は人をどう動かせるのか。
 短刀を突きつけられた二人に残された時間はあまりに短かった。

Renri3 内容は、悲しくそして美しかった。
 ただ、あまりにもストレートな流れに、期待を裏切られた感じがした。
 連理という言葉に託された意味が少し軽薄だったように思う。
 中国の故事に出てくるような題名でかなりひきつけられただけに、内容への期待感がこの映画を見るのに邪魔になった。

Renri4  泣き虫の私は、ジウ姫の涙に誘われて泣かされないようにするのに必死だったけど、作品としてはその涙をもっと効果的に使ってあげて欲しかった。
 ストーリーの素直さでは、お正月に観た…ing (アメノナカノ青空) とよく似ている。
 そんなに素直に死を受け入れられるものか。

 音楽は良かった。
 ストーリーとピッタリマッチしていて、シン・スンフンの心を揺さぶる歌声が場面をグッと引き立てていた。 「猟奇的な彼女」でも彼の歌唱力は素晴らしかったが、この映画でももっともっと輝いていた。
 <나보다 조금더 높은 곳에 니가 있을뿐>
 <僕より少し高いところに君がいるだけ>

 シン・スンフン(신승훈)の楽曲は全部きけます。こちら シン・スンフンのファンサイトより) … 文字化けしているときは、右クリックしてエンコードを韓国語に切り替えて下さいね。

チェ・ジウ×チョ・ハンソン『連理の枝』写真集 Book チェ・ジウ×チョ・ハンソン『連理の枝』写真集

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県庁の星 観たよ

 先週の日曜日に「県庁の星」観てきた。遅ればせながら感想を。。

 ずっと前に会社の人に進められたのでその題名が印象に残っていた。題名からして独特で面白くなさそうなところが面白い。それで?時間つぶしにこの映画を観ることになった。 

『県庁の星』 サイト

 県庁に勤めるエリートが研修の名の下、民間企業に派遣されて変わっていく姿を描いた作品。県庁のエリート職員は織田裕二、スーパーのパートさんを柴咲コウが演じる。

 ビッグプロジェクトの成功をかけた情報収集という第一線の任務を担って、主人公は研修に出向く。出向き先は業績悪化した民間のスーパーマーケット。しかも現実は形式的に民意を汲む行政側のパフォーマンスだった。
 主人公は戸惑った。名前ではなく「県庁さん」と呼ばれて特別扱いされる。それまで触れたことのなかった民間企業の職場の空気。 築き上げてきた自分のセオリが、知識が役に立たない…。
 そんな中彼女にふられ、同時に約束されていたはずの自分が進べきエリートへの道が閉ざされた。
 打ちのめされた。

 ストーリーは展開を見せる。
 息の詰まりそうな状況から一転して、どんどん問題が解決していく、~気持ちいい~
 小さな成功が人に力を与え、その力がまた成功を生む。

 人として本当に大切なのは何かを学び変わっていく。
 企業も  変わっていく。
 お互いを信じ、素直になれば道は開ける。
 片方が頑張っただけでは何もできない。
 ~普段の自分のことを振り返らされる、あぁ考えさせられる~

 知人は言った。「県民の大切な税金で沸かしたコーヒーが一杯100円になっただけでは寂しい。 もっと盛り上がりのある終わり方をしてほしい。」と。
 でも世の中はそんなものだ。
 そんな終わり方にこそインパクトがあった。
 スクリーンには現代日本におけるお役所社会の現実の姿が映し出された。
 視聴者の期待とは裏腹にため息の出る現実。
 皮肉にも人として正しく生きることに目覚めた者はもはやエリートではありえない。

 こういう意見もあった。県庁さんが立ち直ったのは、あの柴咲コウみたいな美人がそこにいたから!  あ~、ほんとドラマだねぇ。
 我が仕事場にもあんな人がいたらいいのに!!
 何れにしても自分が若くないと駄目だね。
 いつもそこにたどり着く。(サミシィ)

 皮肉った内容が重くならず、また恋愛ドラマ的にならず、実世界の現実性を重視しつつ、心地よい流れの中でドラマが展開される。 日本の映画も捨てたもんじゃない。
 観てよかったって思う作品だった。

県庁の星 Book 県庁の星

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2006年4月12日 (水)

ブログ100日記念日

やった~っ。 オメデトウ!!  축하합니다 ! チュッカハmニダ!
キャ~  ひゅぅひゅ~っ
今日はここに来てから(blogを始めてから) 100日目になる。
別に記事を100回書いたわけでもないし、
単に100日過ぎていっただけだけれど、なんとなく記念日的な日である。
赤ちゃんだったら食い初めの儀式をやらなければならない大切な日。

赤ちゃんといえば、一昨日、日本に来ていた韓国人イムさんの赤ちゃんに会った。前にソウルで会ったときは11月だから5ヶ月前か。そのときはまだ、初めてお母さんと自宅に帰ってきたところで、相手になってもあまり反応してくれなかったと思う。
今度は違った。テーブルの上にチョンと座らせてもらって可愛い! ほんとに可愛い。
指を差し出したら小さな手でしっかり握ってくれるし、相手をすると笑ってくれる。 よその子はまた可愛いんだ。責任とらなくていいから。
この赤ちゃん男の子だけれど綺麗な顔をしていて女の子みたいに優しい目をしている。「女の子みたいだ」って言ったら泣いて抗議していた。偶然とはいえ、さすがに韓国の赤ちゃん。韓国語は解るんだ!
こんなボキャブラリーの無いコリアン・スピーカーの私でも赤ちゃんとだったら会話できる。なんてったってパパ経験者だから。うちの奥さんだって一言も韓国語を使わずに会話できるぞっ。^^;

てなことで、とにかく今日は blog 100日記念日。
ネット上のお友達もまだまだ少ないが、少しずつアクセス数も増えてきたし、少しずつ blogのことも解ってきた。
仕事に追われる毎日。 マイペースで続けていこう。

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2006年4月10日 (月)

올드보이:オールド・ボーイ

Oldboy  2004年 第57回カンヌ映画祭でグランプリに輝いた韓国映画『オールド・ボーイ』。
 パク・チャヌク(박찬욱)監督、チェ・ミンシク(최민식), ユ・ジテ(유지태), カン・ヘジョン(강혜정)出演。

 オールド・ボーイ オフィシャルサイト

 原作は日本の「漫画アクション」に連載されていた『オールド・ボーイ(土屋ガロン作)』。

 やっと時間が出来たのでビデオで観た。 まさか日本の漫画が原作だなんて知らなかった。

Minshiku チェ・ミンシクは韓国映画の魅力を日本に運んできたあの『シュリ』に北朝鮮側の工作員として登場していたが、高倉健が好きと言うだけあってシブイ役者だ。
 ユ・ジテは『春の日は過ぎ行く』で韓国のオジサンたちのマドンナ、そして今はチャングムで有名なイ・ヨンエと競演して一躍スターになった人気俳優。

 久しぶりに映画らしい映画を観た気がした。
 重い映画だった。 「何故監禁するんだ?」「何故開放したんだ?」 なぞは明かされず。 殺すことすら出来ない。 観ていて手足がちぢんだ。

 チェ・ミンシクのインタビューでは韓国映画らしくない映画と表現されていた。
 確かに、韓国ドラマにお決まりの三角関係、不治の病に病院シーン、涙涙にゆれる気持ちでは構成されていなかった。 が、サスペンスの中に十分に韓国特有の恨(한:
はん)が表現されていた。

Tocheong  平凡なサラリーマン、オ・デスがある日何物かに連れ去られ監禁される。 長い監禁状態の間に、復讐のために生きると決意し、モンスターと化したデスは15年後に突然監禁から解き放たれる。 出会った美しい恋人ミドと共に自分を監禁した犯人に復讐を挑む。
Kizu しかし、復讐していたはずの全ての行動は犯人によって仕組まれた罠だった。

 映画は、復讐は人を救うのか、復讐は人を幸せにするのかと問いかけてきた。
 犯人は言った。 おまえが記憶を失ったのは、何事とも思っていなかった出来事だから自然に忘れただけだ。 おまえの行動が俺を苦しめた、 と。
 強い復讐心によって与えられた傷より、何気なく与えられた傷の方が深かった。 そして犯人の仕組んだ罠、復讐は完璧だった。 しかしそれによって満たされるものは無かった。

 デスの最後の笑顔が印象的だった。 最愛の人を護りぬいたデスの勝利だったのか。

 カンヌ映画祭の写真。

Nyujou

Butai

Bubu 美しい奥様と

 nkino.com 予告編とメーキングビデオ

 CINE21 予告編とメイキングビデオ

 CINE21 写真 チェ・ミンシク
 CINE21 写真 ユ・ジテ
 CINE21 写真 カン・ヘジョン
 MOVIST.COM イメージギャラリー

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2006年4月 8日 (土)

黄砂

Kosanosora  あっ、黄砂だ。
 愛車の窓に細かいホコリのようなもの。 水滴が走った跡。
 琵琶湖の対岸も午後からは見えなくなった。

 桜の花を見ながら歌が頭の中を流れた。
 「♪ さくら、さくら、… ♪霞か雲か~」
 この歌は、きっと一面に咲いた淡い色の桜、そして風が吹くと一斉に舞う花弁を少し遠くから眺めて、霞の如し、雲の如しと歌っているのだろう。
 けど、春になるとなんとなく空気がかすんではっきりしないことにも掛けているのだ。 春の景色を連想させる言葉づかい。

 でも春の霞とはいったい。。。
 春になると黄砂が降る。
 そうだ、春霞の正体は本当は黄砂だったんだ。

 なんとも貧弱な発想をする自分がここにいる。

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鴨川から南禅時お花見と湯豆腐

 今日はお花見びより。 最高のお花見でした。

Kawabata 朝は、一瞬の通り雨があったのですが、黄砂が濃いのをのぞくと天候は晴れ、桜は満開で言うことなしでした。

 お花見といっても、ござを敷いてお弁当を広げて…ではなくお散歩です。
 コースは京都駅を出発して鴨川沿いを北上、二条あたりから東へ進んで、終着地点の南禅寺にてゆっくりお食事というものです。

Nanzenji2 このコースは鴨川と疎水(そすい:京都の古い運河)べりを歩くので何処を歩いても桜の花が植わっていて、また実にさまざまな品種の花が楽しめて抜群です。 また南禅寺周辺には古い庭やお金持ちの豪邸が多く何処を歩いても花、花、花で普段の生活を忘れて実に優しい気持ちになっていました。
 京都中が花だらけになったような錯覚を覚えます。

Nanzenji1  所要時間は2時間程度。 南禅寺てのんびり休んで湯豆腐をゆっくり食べて全部で4時間コースです。

 三門は石川五右衛門が住んでいたとかいないとか、「ゼッケイカナ」のせりふで有名なところ。 上に上がるには500円とられるので上がる気がしません。 子供のころに上がったような微かな記憶があるのみです。

 湯豆腐は『徳松院』がお奨め、南禅寺の北隣にあります。
 南禅寺の山門前の通りにはみやげ物やや湯豆腐の看板を出したお店がたくさんありますが、南禅寺の境内に入って左に抜けたあたりにある『徳松院』は、もともとお寺のようで、その庭を眺めながらゆっくりと気が済むまで心を休めることが出来るのです。
 また沢山のお客で順番待ちするときも縁側に腰掛けて庭を眺めながら待つのでイライラするどころか不思議な満足感を味わえます。

   料理は、「松」「きく」の2種類でもちろん安い方の「松」で十分。 3,150円なり。

GomadofuTororo
 美味なるごま豆腐で始まり、酢味の不思議な味のとろろと添物、そして柔らかい味の湯豆腐。 最後はてんぷらとご飯でお腹はしっかり落ち着きます。

Yudofu  タバコを吸う人は庭に面した外の席ですが、きっと吸わなくても大丈夫ですから奥の座敷に入れてもらいましょう。 庭もありゆっくり出来ます。 というより、時間がストップしてしまいます。
 但し、3時過ぎぐらいにはラストオーダになってしまいますからご用心です。

 お花見とはぜんぜん関係有りませんが、京都駅で俳優の中尾 彬さんに会いました。 桜に合わせてかピンクの目立つセーターを着ていました。 さらに帰りみち地下鉄の山科駅では築地哲也さんが多事争論の構想を練っているような難しい顔をして立ったまま思いにふけっておられました。 お花だけではなく有名人まで間近で見られてすごく得をしたような気分です。

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2006年4月 6日 (木)

父にとっての入学式

Nyugakukanyu1 大学の入学式ってこんなんだったんだ。 若い人たちで溢れるサークルの新入生勧誘会場に立つ自分。 言葉にならない何かが体をすり抜けた。
 よみがえる、蘇る。 衝撃に続いてゆっくりと何かが蘇ってきた。 淡い記憶が時間をかけて鮮烈なものになってきた。

 自分にもこんなときがあったんだ。 今、どう頑張ってもこの中には入れない。 晴れやかな笑顔。 戸惑いの表情。 中には下を向いたまま逃げるように人垣の間を抜け出てくる子もいる。 さまざまな新人諸君の顔が前を通り過ぎていく。
Nyugakukanyu2  あのときはどうだったんだろう。 前向きにどんどんチャレンジする姿勢で臨んでいたのだろうか。
 明るい顔がいい。 希望に満ちた笑顔がいい。
 勧誘しようとしている先輩たちにもエネルギーを与えながら、好奇心いっぱいの会話を交わす新入生がいる。

 息子よ、どうかお前は笑顔でこの勧誘通りを通り抜けてきてくれ。
 お前の父親にも晴れやかな学生生活のスタートを見せてくれ。

Nyugakumae  最初のうちは親がそこまでついていくのかと笑っていたが、休日でもあったので久しぶりの大学でも見物させていただこうと母親と同行することにした。 彼の弟君も付いていくと言った。
実際行ってみて良かった。 本人は恥かしがったが、素直に受け入れてくれたし、周りにも夫婦や家族でお祝いに来ている人たちがたくさんいた。
入学式会場の保護者席は満杯で立ち見の人が多く、スクリーンを準備して映像を流している別室も満員だったらしい。 おそらく学生より付き添いのほうが多かった。
そういう時代なんだ。
Nyugakushiki入学式での新入生代表の宣誓文は女の子が読み上げた。息子と同じ高校の同級生だった。立派だ。 ……。

その日の朝、息子にネクタイの結び方を教えた。
スーツになれないネクタイ、黒い大きなカバンを持ってまるで新入社員みたいな息子は一応社会人の仲間入りをした。 学校に通っているうちはまだ一人前とは言いにくいが、今までのように誰かに導かれて生活するのとは違い、自分の意思で自分の行動を決め、自分で責任を持たなければならない。

おめでとう!
これから色々なことに遭遇し、色々な問題に行き当たることだろう。 そしたら、きっと今より深い喜びを感じることができる人になる。
早く友達のように語り合える立派な大人になってくれ。

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2006年4月 4日 (火)

通勤電車と「県庁の星」

今日から新年度、桜の木も一斉につぼみを膨らませ、今まで押し込められていた力を弾けんばかりの勢いで発散させようとしている。

さぁ! がんばるぞっ!!

通勤電車 … JR遅れた … ん … ん~っ。

始発駅から乗ったおかげで座れたのは良かったが、横に立っているオジサンのため息と独り言が神経を逆なでする。

「は~ぁ、っは~、あかんわ」
「っは~」
「もぅあかんわ」

…それは貴方だけじゃないよ、オジサン…

「んは~っ、運転手走りまわっとるようじゃ…」
「っは~」

…皆も我慢してんだから、いい加減にあきらめろ!…

「あっかんわ、は~ぁ」

…確かに、年度の初日から…問題大きいなぁ…
…うちの息子も新規一転、学校に通おうとしているのに…

少し手前の駅間の線路にビニルが付着したとかで、撤去の作業のため電車が来ない。途中の駅から出発する電車だけが運行している。
各駅では何とかして乗りたい乗客が満員の列車に乗り込もうとして必死。電車は停まる駅ごとに扉を閉めるのに苦労している。

…乗車拒否・乗車拒否・乗車拒否…

どんどん遅れていく。

「っは~」
「どないなってんねん」
「もうあかんわ」
「運転手、なにしとんね」
「んは~っ」

…あきらめの悪いおっさんや…

頭の上でぼやいているオジサン、今日はよほどのことがあるのだろう。
こういうときはどうしたらよいのだろう。JRさん。

事故が起こったときの対応策。
アナウンスの仕方。乗客の誘導。
事故が起こらなくする対策。

まだまだ、本気になっているとは思えないね。
昨日、『県庁の星』見てきたよっ。面白いね。

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2006年4月 3日 (月)

韓国の暖かいお飲み物柚子茶 (유자차)

 我が家では一部で柚子茶유자차が人気だ。

 韓国から出張のお土産に一度だけ買ってきたことがある。 それを息子が気に入ったらしくお土産のリクエストにあがっていたらしい。

 「よーこちゃんの韓国暮らし」では、日本人がお土産にもらって何に使うのかわからずジャムだと思ってパンに塗っておいしくいただいたという「なぞなぞの様な手土産」というエピソードが紹介されていた。

 この柚子茶は韓国語では「유자차ユジャチャ」と読む。「ず」が「ジャ」に変わっただけ!。

Yujacha  韓国がグッと近くなった今では我が国の普通のスーパーの店先にも並んでいる。 現に我が家のキッチンにも日本で買った柚子茶がある。 ものは向こうの物と同じで、ラベルには日本語が書いてある。 値段は1.5倍から2倍ぐらいだろうか。 向こうでは1kg入りのが 5500ウォン(日本で650円相当) だったと記憶している。
 
「よーこちゃんの…」を見た妻がパンに塗ってみておいしいといっていた。
 柚子茶の正体は、柚子を細かく刻んでたっぷりと蜂蜜に漬けたもの。 想像するにパンにつけるとマーマレードのような味になると思われる。
 本当のいただき方は、カップに 4分の1ぐらい柚子茶を入れてこれをお湯で溶かして飲む。
 甘くて暖かく、香りも良いので、寒いときにはとてもありがたい飲み物だ。 食は薬という考え方のお国の飲み物だからきっと風邪にも効くのだ。

 何年か前に始めて韓国に出張したときに、相手先の会社で「コピ」にするか「ユジャチャ」にするか、と聞かれて「コピ」はわからないが「ユジャチャ」は何かのお茶らしいと思ってご馳走になったのが柚子茶。 実に新鮮な出会いだった。 ちなみにこの時に分からなかった「コピ」とはコーヒーのことだった。
 韓国では(少なくとも私が訪問したことのある数少ない会社では)応接室でお客さんを待たせるときや会議中に他のお茶やコーヒーなどと同様に普通に出す飲み物のようだ。
 私にとっては初めての韓国に単身滞在し、右も左も言葉も分からない時に、親切にしてくれた人がよくすすめてくれた暖か~い思い出の韓国を代表する一品だ。

ここ安いですe price  (でも送料のほうが高くつくからスーパーの方がとくかも。)

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2006年4月 1日 (土)

三月末の名残雪

3/31のなごり雪

Satomi 朝カーテンを開けると雪。
白くなった木々。庭、山々。家の屋根。そして空気。
明日から4月だと言うのにこんなに降っていいの?
地方によって春の訪れる時期は違うのだろうけど、ここは関西、大阪通勤圏。
確かに3月中旬には思い出したようにドカ雪が降ることもある。

明日から4月だよ。
4日後には花見の予定が入っているんだ。
そのまた4日後は花祭りの日。そして入学式。
たいていの桜はこの日を目指して最高の開花を見せる。魅せる。みせる。

窓の外の雪。
ますます激しく降り、視界をさえぎる。
明日には訪れるはずの春を、柔らかな日差しに包まれた春の空気を
拒むかのように、白いものが降りてくる。

Eki_2木々は再びホッカブリを着せられ、
草花は白い布団をすっぽりとかぶってしまった。

いつまでもコートを脱げずにいた弱虫さんも今日ばかりは
大きな顔をしてマフラーに手袋すがた。

じゃ、行ってきまぁす!
これで冬は終わるんだよね。

滋賀県のとある駅から電車に乗った寒がりさんは一時間後
カラッと晴れた大阪に着いた。^^;

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