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2006年7月26日 (水)

韓国体験記(5) - 現地での食事<한국의 식사>

 논산ノンサンに出張中の食事は会社関係の人が食べに連れて行ってくることが多かった。 が、一人のときはその辺の食堂に勇気を出して突入するしかなかった。
 メニューなんて壁に貼ってあるだけで読めるはずもなく、ハングルが読めても(発音できても)何のことやら分からない。

 韓国に行きかけて何ヶ月かの間は、覚えたての韓国語で「しくさ・しくさ」と手でお椀の形を作るしかなかった。 たいていの食堂ではおばちゃんが色々工夫して料理を出してくれた。 しかも辛くないように気を使って。 それが難しいようだった。

 最初に覚えた韓国語といえば、안녕하십니까 アンニョンハシムニカ と 감사합니다 カムサハムニダ。 これは、まあお決まりの挨拶。
 
식사 (シクサ)食事、맥주 (メッチュ)ビール、화장실 (ファジャンシル)お手洗い。 これはもう生きていくために必要な言葉だった。 맥주 ビールはそうでもないかな(笑)。

 そのうち、美味しいとか、ご馳走様とか、辛くても美味しかったとか、大丈夫ですとか生活の言葉を覚えていった。

 平日のお昼ごはんは会社の食堂でお世話になった。

 会社の食堂では、ステンレス製のトレーでお子様ランチのように、左のくぼみ部分にご飯、右におかず、奥にはキムチ類と韓国料理には欠かせないスープの器を置く。 列に並んで順番にトレーに乗せていくやり方。 さすがに本場、辛いものが多い。
 質素な感じがするが、なかなか美味しくて、ご馳走になるのは嬉しかった。 辛いものといえば、口に入れるだけでむせてしまいそうなモヤシのスープ。 口中が火事になる鶏の辛煮(正確な名前は知らない)。 独特の風味、胡麻の葉。 それでも汗をかきながら皆でいただく社員食堂の昼食は街のお店では味わえないおふくろの味がした。
 食堂のおばちゃんは、私の顔を見ると韓国海苔を出してくれた。

 会社で働いている人たちは、寮から通っている事が多く、朝昼晩とも会社の食堂で食べているようだった。 私も仕事が遅くなるときはそこで夕食もご馳走になり、朝から進められて無理やり食べさせてもらうこともあった。

 自分で外に食べに行くのは、誰かにお世話にならなかった夕食と休日のことだった。

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[ちょっと物知り韓国語講座]
   
식사(食事) シクサ[しょくじ]
   
맥주(麦酒) メッチュ[ビール(ばくしゅ)]
   
화장실(化粧室) ファジャンシル[けしょうしつ]
これらは漢字語で、日本でも同じ並びのもの。 韓国ではほとんどの漢字語を音読みします。 日本読みの音読みと似ているので覚えやすいです。

 식사(食事) シクサは、ご飯のことです。 一般に食事のことを指しますが、狭い意味ではお米のご飯を指します。 焼肉の時などは、焼酎を飲みながら肉類を食べ、シクサを頼むとご飯と味噌汁が出てきます。 もちろん味噌汁も注文の品ですが。
 
맥주(ビール) メッチュは、値段がちょっと高くたいていの人は 소주 (焼酎)ソジュ を飲みます。 ドラマのなかで、うさ晴らしに屋台へ行って飲んでますよね。 日本人(私)にはビールは欠かせませんが、スープ物の多い向こうの料理には確かに 소주 ソジュ があっているかも知れません。 ビールは HOFF と書いたお店で飲むことが出来ます。 私は恐くて入ったことが有りません。
 
화장실(化粧室)ファジャンシル변소 (便所) ピョンソ のことですが、韓国ではやはり 화장실 ファジャンシルということのほうが多いです。

 日本語と似ている言葉といえば、도착 トチャク(到着) 무료 ムリョ(無料) 고속도로 コソクトロ (高速道路)などたくさん有ります。
 
계산 ケサン(計算・お愛想)もその一つで、お食事が終わったら大きな声で 「계산 해 주세요 ~.」「ケサネ ジュセヨ~.(計算してください)」と叫ぶと 「예~」「イエ~っ(はい)」といって計算してくれます。

 ついでですが、「ご馳走様でした」 は 「잘 먹었습니다.チャル モゴッスムニダ」 です。 でも韓国では通常この言葉をいう習慣は有りません。 おごってもらった時にこれをいいます。 だから先にこの言葉を言うと、支払いはあなたねぇ、と言っているようなことになってしまいますから、気をつけましょう。
 言うのであれば、「おいしくいただきました」「
맛있게 먹었습니다.マシッケ モゴッスムニダ」  「おいしかったです」「맛있었습니다. マシッソッスムニダ」 がまだましで、喜んでもらえそうです。

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コメント

あ~そうですよね。
「いただきます」「ご馳走さまでした」を言う
習慣はないんでしたね。
でもとっさに日本の感覚で
「잘 먹었습니다~」なんて言ってしまいそうです^^;

投稿: aki | 2006年7月26日 (水) 19時22分

言葉はほとんど現地で覚えられたのですか? それとも先生に付かれたのでしょうか?

いずれにしても大変ですよね。 私にはとても出来ません。

投稿: 夕凪 | 2006年7月27日 (木) 20時47分

akiさん、こんばんは
 ほんと「잘 먹겠습니다.」いただきます。「잘 먹었습니다.」ご馳走様でしたは言いたくなってしまいます。
 韓国人は 美味しくなかったら美味しいって言いませんから「밋있었습니다」美味しかったですといえばお店の人は本気で嬉しそうな顔をしてくれますよ。

投稿: かつ | 2006年7月30日 (日) 10時37分

夕凪さん、こんにちは
 挨拶の言葉なんかは現地で覚えたものが多いような気がします。 といっても、そんなに沢山はありませんが。
 私の韓国語勉強方法は、NHKラジオのハングル講座が主でした。 毎月CDを買ってきて(MDに移して)毎日毎日聞いていました。 最低でも100回は聞きます。 それを2年間ぐらい続けたでしょうか。 今はもう面倒くさくなってやめてしまいました。 朝7:05~ラジオで聞けるときだけ聞いています。 今はアルクの韓国語ジャーナルについているCDを聞いています。
 といっても勉強するのは会社の行き帰りだけですよ。 あっ、会社でも昼休みに5分間だけ時間を切ってKBS第一ラジオニュースを聞いています。 こちらはほとんど理解できませんが惰性で続けています。

 でも、本当に力が付くのは勉強の成果を実践に使った瞬間だと思います。 相手に気持ちを伝えたくてもがいているときに口をついて出た言葉と、相手の反応が全~部一本の線でつながった瞬間、シナプスが反応して定着するみたいです。
 私、そんなに韓国語できるわけではないのですが、上手くいったら、いちいち感動して喜んでいます。
 その時のためだけに虚しい学習を継続しているような気がします。

投稿: かつ | 2006年7月30日 (日) 10時57分

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