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2006年7月30日 (日)

韓国体験記(6) - 珍しい食べ物 한국 식문화 의 하나

 以前にも書いたことがあるが、韓国で知らない食堂に入るにはなかなか勇気が要る。

 全部のお店ではないが、中が見えにくくなっているためだ。 また、日本の食堂みたいにショウウインドウが無い。(大都会は別です)
 字を読まないと何屋さんなのか分からないのだ。 何度か躊躇しながら思い切って入り口の戸を開ける。 ここからは先は野となれ山となれ。

  ~再びイチゴ畑~
Nonsan1  ある日、ホテルから15分ほど歩いたところに小ぎれいな食堂を見つけた。 その日は作業のため出張で来ている会社の仲間と一緒だった。
 ハングルを 読めるのは私だけ。 ナビゲーター役の私は格好をつけて先陣を切り、勢いよくお店の中に入らなければならなかった。

 さて何を注文したらよいのか。
 お店の前には、
”영양탕” と書かれた看板が立っていた。 それがこの店の得意料理に違いないし  タンはスープのこと。

 그럼 영양탕 을 주세요.  「じゃあ、ヨンヤンタン下さい」

 お店の人はなにやら一生懸命説明しようとしている。 なんとなくダックという言葉が聞こえたような気もする。 説明している手が肩幅ほどのものを つかんでみせる仕草。 「ああ、鍋を大きいのにまとめていいかって訊いてるんだ。」 「네, 궨찮습니다. (ネ、ケンチャンスムニダ) はい、いいです」
 まるっぽ出された青い唐辛子をかじりながら待つこと20分あまり。 目の前に並んだ料理はなぜか個人ごとの器だった。

Nonsan2  チョッと癖のある肉のスープ。
 「うーん、何だろなぁ。」
 「色は黒いし鳥でもないし、、」
 「ダックって言ってたからアヒルかなぁ、皮がちょっとゼラチン質。 豚でもないなぁ」   
 「でも結構いけるよ。」

 ということで、次の日に向こうの会社の人に聞いて絶句した。 最初クスクス笑って教えてくれなかった理由は、ダック。 韓国では食べると聞いていたものの、そんなこと頭の片隅にも無かった。 ワンワンと吠えるあの動物だった。

 その辺りでは、一応特産品だということを後から聞いた。
 確かに市場に行って注意深く探してみたら、その肉を売っている店が何軒かあった。 赤犬? 足の形はそのままだった。 スパッときられたどこかの断面なんて見たくないと思った。

 図らずして특이한 식문화 特異な食文化をこの身で体験してしまったわけだ。
 その噂はたちまち客先の各部署に広がり行く先々で「食べたんですか? どうでした?」と質問された。 
괜찮아요. 맛있어요.「大丈夫、美味しいです(そのときは、まだ韓国語で過去形が使えなかった私)」
 何でも経験してみたい私はそれなりに満足していたが、ペット愛好家の仲間はかなりショックを受けていたようだ。

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[ちょっと物知り韓国文化]
 韓国には
<삼복>サンポク(三伏)といって3回の복날ポンナル(伏日)があります。
 夏至から立秋に、初伏・中伏・末伏と日本の土曜の丑にあたる日があります。
 我が家も先週の日曜日に鰻丼を食べましたし、昨日会社であった研修会で出た昼食もうな丼でしたが、韓国では
복날ポンナルに問題の영양탕ヨンヤンタンか、삼계탕サムゲタン を食べるのだそうです。 時には鰻も食べるとの事です。

 영양탕ヨンヤンタンは、犬肉のスープですが、直接的な名前ではなく婉曲な名前で呼ばれています。 ヨンヤンタンは漢字で書くと栄養湯だし、ポピュラーな呼び方 보신탕ボシンタンは補身湯、別名멍멍탕モンモンタンはワンワン湯、これは直接的でチョッと茶化した呼び方。

 삼계탕サムゲタンは日本でも良く知られた料理ですが、若鶏の胴体部分を使い、内臓を取り出して、その代わりにご飯と朝鮮人参、ナツメその他の薬草などを詰め込みます。 これをスープの中で煮込んだ料理です。 一人で一羽分を食べます。 暑いときにフウフウいいながら大汗をかいて食べるのです。 美味しいのですが人参や薬草類が口に入ると、ゲッと苦かったりします。 私は何回も食べたいとは思いません ^^;

 夏の体力減退への対策として栄養食をとり、暑い夏に備える。 これは四季がある国の生活の知恵。 日本の慣わしと同じですね。

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2006年7月26日 (水)

韓国体験記(5) - 現地での食事<한국의 식사>

 논산ノンサンに出張中の食事は会社関係の人が食べに連れて行ってくることが多かった。 が、一人のときはその辺の食堂に勇気を出して突入するしかなかった。
 メニューなんて壁に貼ってあるだけで読めるはずもなく、ハングルが読めても(発音できても)何のことやら分からない。

 韓国に行きかけて何ヶ月かの間は、覚えたての韓国語で「しくさ・しくさ」と手でお椀の形を作るしかなかった。 たいていの食堂ではおばちゃんが色々工夫して料理を出してくれた。 しかも辛くないように気を使って。 それが難しいようだった。

 最初に覚えた韓国語といえば、안녕하십니까 アンニョンハシムニカ と 감사합니다 カムサハムニダ。 これは、まあお決まりの挨拶。
 
식사 (シクサ)食事、맥주 (メッチュ)ビール、화장실 (ファジャンシル)お手洗い。 これはもう生きていくために必要な言葉だった。 맥주 ビールはそうでもないかな(笑)。

 そのうち、美味しいとか、ご馳走様とか、辛くても美味しかったとか、大丈夫ですとか生活の言葉を覚えていった。

 平日のお昼ごはんは会社の食堂でお世話になった。

 会社の食堂では、ステンレス製のトレーでお子様ランチのように、左のくぼみ部分にご飯、右におかず、奥にはキムチ類と韓国料理には欠かせないスープの器を置く。 列に並んで順番にトレーに乗せていくやり方。 さすがに本場、辛いものが多い。
 質素な感じがするが、なかなか美味しくて、ご馳走になるのは嬉しかった。 辛いものといえば、口に入れるだけでむせてしまいそうなモヤシのスープ。 口中が火事になる鶏の辛煮(正確な名前は知らない)。 独特の風味、胡麻の葉。 それでも汗をかきながら皆でいただく社員食堂の昼食は街のお店では味わえないおふくろの味がした。
 食堂のおばちゃんは、私の顔を見ると韓国海苔を出してくれた。

 会社で働いている人たちは、寮から通っている事が多く、朝昼晩とも会社の食堂で食べているようだった。 私も仕事が遅くなるときはそこで夕食もご馳走になり、朝から進められて無理やり食べさせてもらうこともあった。

 自分で外に食べに行くのは、誰かにお世話にならなかった夕食と休日のことだった。

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[ちょっと物知り韓国語講座]
   
식사(食事) シクサ[しょくじ]
   
맥주(麦酒) メッチュ[ビール(ばくしゅ)]
   
화장실(化粧室) ファジャンシル[けしょうしつ]
これらは漢字語で、日本でも同じ並びのもの。 韓国ではほとんどの漢字語を音読みします。 日本読みの音読みと似ているので覚えやすいです。

 식사(食事) シクサは、ご飯のことです。 一般に食事のことを指しますが、狭い意味ではお米のご飯を指します。 焼肉の時などは、焼酎を飲みながら肉類を食べ、シクサを頼むとご飯と味噌汁が出てきます。 もちろん味噌汁も注文の品ですが。
 
맥주(ビール) メッチュは、値段がちょっと高くたいていの人は 소주 (焼酎)ソジュ を飲みます。 ドラマのなかで、うさ晴らしに屋台へ行って飲んでますよね。 日本人(私)にはビールは欠かせませんが、スープ物の多い向こうの料理には確かに 소주 ソジュ があっているかも知れません。 ビールは HOFF と書いたお店で飲むことが出来ます。 私は恐くて入ったことが有りません。
 
화장실(化粧室)ファジャンシル변소 (便所) ピョンソ のことですが、韓国ではやはり 화장실 ファジャンシルということのほうが多いです。

 日本語と似ている言葉といえば、도착 トチャク(到着) 무료 ムリョ(無料) 고속도로 コソクトロ (高速道路)などたくさん有ります。
 
계산 ケサン(計算・お愛想)もその一つで、お食事が終わったら大きな声で 「계산 해 주세요 ~.」「ケサネ ジュセヨ~.(計算してください)」と叫ぶと 「예~」「イエ~っ(はい)」といって計算してくれます。

 ついでですが、「ご馳走様でした」 は 「잘 먹었습니다.チャル モゴッスムニダ」 です。 でも韓国では通常この言葉をいう習慣は有りません。 おごってもらった時にこれをいいます。 だから先にこの言葉を言うと、支払いはあなたねぇ、と言っているようなことになってしまいますから、気をつけましょう。
 言うのであれば、「おいしくいただきました」「
맛있게 먹었습니다.マシッケ モゴッスムニダ」  「おいしかったです」「맛있었습니다. マシッソッスムニダ」 がまだましで、喜んでもらえそうです。

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2006年7月24日 (月)

韓国体験記(4) - 珍しかった日本人<낯익 지않았던 일본인>

 そんなことは無いかも知れないが、논산ノンサンの연무ヨンム辺りでは私は最初の日本人だったのではないかと思う。

 もともと人気(ひとけ)の少ないところだったが、町の人たちはすぐに私を覚えてくれた。 向こうの会社の人たち、タクシーの運転手、ホテルの近所にある食堂のおばちゃん、パン屋さんに雑貨屋さん。

Taxi_1  名刺をもらったタクシーは3台ほど。 たいていは誰かがタクシーを手配してくれたけど、困ったときには自分で名刺の電話番号にダイヤルした。 言葉が話せなくても、「ホテル ナウ」 と言えば私だと分かってグリーンホテルに迎えに来てくれ、朝なのに「こんばんは」とか挨拶してくれた。 別れるときも手を振って「こんばんわぁ」と見送ってくれた。 日本語での挨拶、それは私に対する最大の敬意であり愛情表現だったに違いない。

 仕事が終わってホテルに帰るときには、タクシーの運転手に「ショピン・ショピン」と告げると適当なコンビニ(とは言っても小さな雑貨屋さんだったり、何とかマートだったり色々)に連れて行ってくれた。 もちろん買い物が終わるまで店の前で待っているか、店の人と賑やかに話しをしながら待っていてくれた。
 そしてホテルに付くと明日は何時にきたらよいのかと自分の腕時計を指差してたずねてくれた(たぶん)。

Taxi1  ホテルのおじさんがタクシーを呼ぶときも「日本人」と言っているようで、それで用件は達せられるようだった。 町では日本人と言えば私のことなのである。

 ホテルの近くにもバス停の前に小さなスーパーがあり、そこでジュースや缶ビールとおやつを買った。 スーパーといっても日本では最近見かけなくなった駄菓子屋さんか雑貨屋さんの類で、家の入り口の部屋を土間にして棚を並べたという程度のものだ。 それでも商品は所狭しと並んでいた。

 そこでは威勢のいい兄ちゃんか、その母親らしい肝っ玉母ちゃんが迎えてくれる。 お店は母ちゃんが実権を握っていて、父ちゃんは商品の御代の計算も難しいようだった。 兄ちゃんは外人だと分かると抑揚の効いたイングリッシュで話しかけてきた。

 奥の部屋には額に入った一枚の写真が誇らしげに掲げられていた。 写真には太鼓をたたいて踊る若者の姿が大きく写っていた。
 あぁ、母ちゃんの自慢なんだぁ。 指差して「息子さんですね。いいですねぇ。」と日本語で言うと。 「そうなんだよ、うちの息子はね、… やっていてね、… 大会で入賞したんだよ。 … で …、いい子なんだよぉぉぉ」 と嬉しそうに話してくれた(きっとそう言っていたのだと思う)。

 その家はスーパーとは別に立派な食堂を持っていたが、その店が営業している状態はついに見ることはなかった。 연무대 ヨンムデの入所式の日には町の人口が10倍ぐらいになったのでその日だけ営業していたのかもしれない。

 誰もが皆人懐っこく、よく話をしてくれたが、私がほとんど理解できなくて、申し訳ない気持ちで一杯になった。
 そんなことが、私の韓国語学習の大きなエネルギーになったことは言うまでもない。

 少し韓国語でやり取りできるようになってからは、楽しかった。 誰に会うのも楽しくて、きっと私はニコニコしていたと思う。
 彼らは口をそろえて、いつ来たのか、いつまで居るのかと聞いてきた。
 私の答えはたいてい同じだった。
「오늘 요」「今日です」「화요일 까지 요」「火曜日までです」または「잘  멀겠어요. 일주일 정도요.」 「よく分かりません。一週間ほどです」 私の言葉は単語の後ろに「요」「よ」をつけるだけ。

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[タクシーの領収書]
 出張で出かけているとき、タクシーに乗るには領収書が必要なのですが、韓国のタクシーは領収書なんて持っていません。 そんなことないよと仰るかもしれませんが、領収書を持っているのはソウルやプサンなどの大都会のタクシーだけです。
 私も、そんなこと知らなかったので、旅行ガイドブックで覚えた韓国語で
「영수증을 주세요」「領収書ください」といっていました。 そうしたら「お客さん、そんなの持ってるのソウルのタクシーだけですよ」と笑われました。

[韓国のスーパー]
 韓国ではコンビにを
변이점(ピョニチョン)便宜店といいます。 スーパーというとさらに大規模な店舗を連想するのですが、個人でやっているように小さな店舗の入り口のガラス窓にはたいてい 슈퍼 (シューポー)すーぱーと赤い文字で書かれています(赤とは限りませんが)。 大規模店舗は普通 마트 (マートゥ)マートです。 少し感覚が違いますね。
 どこかの街で4畳半ほどのお店の入り口に、ご丁寧にモダンにも
슈퍼 마켓트 スーパーマーケットと掲げられているのを みて可笑しくなって笑ってしまったことがあります。(笑うシチュエーションではありません ^^;)

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2006年7月23日 (日)

blogデビュー200日記念日

ブログをはじめてから、今日(昨日)で200日になる。

書いた記事は、56件
3.64日に1件だから 1週間にほぼ2件ということになる。
私としては上出来だ。

そのうち韓国映画の記事が 19件
これは予想以上。
立て続けに韓流映画が上映されたことが原因だろう。

韓国に関係する記事は、韓国映画のものも含めると 39件
全記事の 70% が韓国ネタということになる。
まあ、予定通り。 でももう少し幅が広くても。。。と思う。

もともと韓国語の勉強のためにはじめたブログ。
いつかは韓国語でブログを書こう」、 と。
まだその目標には遠いようだ。

書き始めたころは、書くこと自体が大変だった。
そして暫くは、アクセス数が気になった。
今は、書くことにも少し馴れ、
必要以上に周りを気にしなくなった。

なぜ、ブログをやっているのですか?
楽しいからです。
なぜですか?
誰かが
見てくれるから。

韓国語の勉強というのはブログの理由ではなくなってしまった。
見えない誰かに向かっての
情報発信。 自己アピール
自分のための
記録

そして出会い
人との出会いには胸が躍る。
気の合うお友達とは何か不思議な関係が出来上がっていく。
顔も、声も、下手をしたら性別や年齢さえも知らないお友達。

私も、このバーチャルな世界にリアリティを感じるようになった。
いつの間にか
ブロガーの仲間入りをしてしまったのではないか。

次の300日目の記念日には、どんなことを考えているだろう。
まだ頑張って記事を書いているだろうか。
お友だちに愛想つかされずにやってるだろか。

コメント寄せてくださるお友達の皆さん。
ありがとうございます。
すごく励みになります。
これからも、どうか
宜しくお願いしますね。

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2006年7月21日 (金)

韓国体験記(3) - 常宿グリーンホテル<그린호텔>

 韓国に行きかけてから暫くの間、논산시ノンサン市にある顧客の工場へよく出張した。

4,500円のスイートルーム
Green2  宿泊は工場から車で15分程度のところにある、연무 그린호텔ヨンム・グリーンホテル。
 ホテルは、オジサンと時々息子らしい人、それから大学生の娘が交代でフロントをやっていた。 周りは見渡す限りのビニールハウス。
 ノンサンは
논산 딸기 イチゴで有名な地区で、5月頃には딸기 축제 イチゴ祭りがあり 미스 딸기 ミス・イチゴ が選ばれるらしい。 どんなに愛らしいミスなのか一度お目にかかりたいものだ。

 연무ヨンムというところは、논산ノンサンの市街地からは少し離れていて、まとまった買い物をするならバスに乗って2~30分走って市場に出かける。 そこには、연무대 ヨンムデという軍隊があり、韓国のいくつかの部隊の中ではよく知られていて、韓国の人ならヨンムデといえば分かるようだ。
グリーンホテルの玄関、向こう
はイチゴのビニールハウス群

Green1 休みの日になると、バスに乗ってソウル方面に出かける迷彩服の兵隊さんが目立った。 彼女か家族に会いに行くのだろう。
 ソウルには東のはずれに
화랑대ファランデというところに部隊がある。?

 というわけで私の常宿はヨンム・グリーンホテル。
 毎朝タクシーを呼んでもらってお客の工場に向かう。
 韓国語はまったく分からないので、先方の会社の方がホテルのおじさんに朝8時半にタクシーを呼ぶように頼んでくれたのだ。

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[연무 그린호텔ヨンム・グリーンホテル]
 この私にとって懐かしいホテルは、今はもうありません。
 古くなってボイラーの調子が悪く、修理しようと思ったら業者さんが、全館やり直す必要があると言ったので諦めたそうです。
 2年ほど前に泊まろうと思って行ったら営業していなかったときは、本当にショックでした。
충격을 받다. とはこのことです。 でも近くの食堂(奥さんが経営しているらしい)でホテルのおじさんを見つけたときはスッゴク嬉しかったです。 そしてこのボイラの話をおじさんの口からじかに韓国語で聞くことができたのも私には素晴らしい喜びでした。

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2006年7月19日 (水)

韓国体験記(2) - 私が辛口になった日<맛있는 김치>

 韓国のキムチは美味かった。

 公式 「韓国 = キムチ」 それは本当だ!

 私はもともとキムチというものをあまり食べなかったが、압구정アックジョン(狎鴎亭)の現代デパートの地下で食べたキムチの試食が私の口を変えた。

 ウマイ!

 何だこれは!
 日本で売られているキムチとは味が違う。

Hyundai  シーンとした涼しげな辛さの向こうに味が見えてくる。甘い味、香ばしい香り、そして心地よく舌全体を刺激する唐辛子の味。 う~ん、今表現するのは難しい。 言葉にすると壊れてしまうかもしれない味わい。キムチを口に入れて「ウマイ」と思ったのは初めての体験。

 それからと言うもの、韓国での食事のときにキムチの味見をするのがひとつの楽しみになってしまったのだ。
 韓国のキムチはところ変われば味代わり、お店が変わればまたそれぞれの味がする。
 もちろん種類が多いのも特徴で、色々なものが楽しめる。

 いつの間にかキムチだけでなく、辛いもの大好きになってしまった。 最近はと言うと日本で食べるうどんに入れる七味唐辛子の量も半端ではなくなった。 鍋物、汁物、お好み焼きには七味が欠かせない。
 会社の食堂で味噌汁に七味をタップリ入れて食べているのを保険屋のおばちゃんに目撃されて、七味のないところで食事しても不自由がないようにと、マイ七味をプレゼントされてしまったほどだ。

 ただし、美味いキムチだからといって安易に日本に持ち帰ろうななどという気を起こすことなかれ。
 まず匂いが凄い! 現地だからこそしっかり楽しめるのだ!
 そして日本で販売されているもののように発酵を抑えた作り方になっていないため、食べる時期が難しい。キムチは生き物だ。 保存の仕方と食べる時期によって味が変わるため素人には難しい。
 たとえば、韓国から帰るときにスーパーで袋入りのものを買って帰ると次の日には袋が膨らんで破裂せんばかり。 そう、風船状態になる。 ところが実は少し時間をおいて発酵が進んだほうが本当の味になると言うのだ。

 この辺りをよく理解した人は美味しく楽しめる。
 私は残念ながらそこまでして食すほどの情熱は持ちあわせていない。
 それに餃子を食べたあくる日と同じ目にあうことは覚悟しなければならない。

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[압구정(狎鴎亭)アプクジョン]
 ソウルの地名です。 海外ブランドのブティックが並び、もっともお洒落な街とされています。 地下鉄3号線にのりソウルの中心地から南へ向い韓江を渡ったすぐの駅です。 現代デパートは地下鉄の駅からすぐのところにあります。 また、アプクジョンの
포장마차ポジャンマチャ(布帳馬車と書き屋台のこと)には韓流スターを含む有名タレントたちも出入りすると言うことでそれを目当てに集まるファンも多いとか。 アプクジョンのポジャンマッチャは私も一度行って見たいと思っている所のひとつです。
 現代デパートはこちら
 http://www.k-plaza.com/seoul/depart_03.html 
 私は初の現代デパートで、唐辛子の粉と岩塩、お決まりの韓国海苔を買いました。

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2006年7月18日 (火)

바이 준 (bye June) : さらば愛しき人

ちょっと古い韓国映画『<바이 준>さらば愛しき人』を観た。

 1998年の映画で、유지태ユ・ジテ と  김하늘キム・ハヌル の初演になる。
 
최호チェ・ホ監督。 18歳以上向け映画。
Byejune_jp_3  邦題が『さらば愛しき人』と、可愛らしい純愛に満ちたラブ・ロマンスを思わせるものになっているので 「ちょっと違う」と感じてしまった。 原題のまま『バイ・ジュン』でよかったのではないか。

 成人を迎えようとする若者達が、友人(恋人)の変死を目の当たりにし、苦しみながら大人になる様子を描いた作品。
 心の逃げ場を失い、アルコール、セックス、ドラッグにおぼれ、妊娠、堕胎と衝撃的な経験を重ね脱皮する様が前衛的な画面の中に描き出される。

 観ていて心地よくも無いし、感動的でもない。
 既に歳を重ねたものであれば耐えられるであろう現実の痛みと自らが切り開かなければならない道。 若者達にはどうしようもなく苦しく、逃げる道が無いかのように感じる現実。 作者はそんなことを表現したかったのだろうか。

Byejune_remon_2  私の好きなタイプの映画であるようだが、もうひと頑張りといったところ。

 この映画は CINE21.COM の予告編 を観れば十分エッセンスが分かる。


いつものように CINE21.COM から引用と拙訳を。
 준, 채영, 도기는 이제 곧 성인이 될 열 아홉 살짜리 아이들이다. 준은 이들의 리더이자 채영의 애인이다. 세 사람은 고등학교 시절을 마감하고 자유의 세계로 향하기 위한 멋진 성인식을 함께 준비한다. 그러나 손꼽아 기다리던 성인식은 준의 갑작스런 죽음으로 치러지지 못한다.
 ジュン,チェヨン,トギはもうすぐ成人する19歳の青年だ。 ジュンは彼らのリーダでありチェヨンの恋人。 3人は高校時代を終え自由の世界へ向かうためステキな成人式を共に準備する。 しかし指折り数えて待つ成人式はジュンの急な死によって済ませることが出来なくなる。
Byejune_2_2 열 아홉의 아픈 상처를 간직한 채 스물한 살이 된 도기와 채영. 이들은 자신들의 우상 준을 마음 속에 묻어둔 채 힘겨운 젊음을 지탱해 나간다. 여전히 그들의 발목을 붙잡는 준의 환영을 지우지 못해 섹스와 알코올로 허전함을 채우고 마리화나를 피우며 현실의 불안을 잊는 두 사람.
19歳の痛々しい傷をしまったまま 21歳になったトギとチェヨン。 彼らは自分達の偶像ジュンを心の中にうずめたまま力を持て余す若さに持ちこたえた。 依然として彼らの足首をつかむジュンの幻影を消せず、セックスやアルコールで寂しさを消し、マリファナを吸い現実の不安を忘れる二人。
서로 사랑을 느끼지만 준의 기억으로 인해 둘의 사이는 늘 어색해진다. 채영은 마음과는 달리 도기를 받아들이지 못하고, 도기 또한 항상 자신이 준의 대타인 것 같아 불안하기만 하다.
互いに愛を感じるがジュンの記憶のため二人の間はいつまでたっても気まずくなる。 チェヨンは気持ちとは裏腹にトギを受け入れられず、トギはまた常に自身がジュンの代打であるような不安感ばかり感じた。

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2006年7月17日 (月)

범죄의 재구성: 犯罪の再構成みましたが…

 韓国映画の『犯罪の再構成<범죄의 재구성>』を観ました。

 残念ながら、さっぱり分からず。
 途中で寝てしまったこともありますが、そのこと自体が韓国語の力の無さを物語っていて悲しいです。

  題名:  犯罪の再構成 <범죄의 재구성>  THE BIG SWINDLE
  監督: チェ・ドンフン 
최동훈
  出演: パク・シニャン 
박신양    ヨム・ジョンア 염정아
      ペク・ユンシク 
백윤식    イ・ムンシク 이문식
      キム・サンホ 
김상호     チョン・ホジン 천호진
      パク・ウォンサン 
박원상   メン・ボンハク 맹봉학

Swindol_poster 銀行からお金を盗む話ですが、どうやら逃走中に死んだ盗人メンバーの仕掛けたトリックがストーリーのポイントになっているようです。
 なんだか興味をそそられるのですが日本では発売されているのでしょうか?
 ご存知の方いらっしゃったら教えてください。字幕付きで観たいです。

 ちゃんと観賞できたらまた感想アップします。


仕方が無いので CINE21.COM で見つけた記事を引用しておきます。

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CINE21.COM  NEWS&REPORT 2004.04.16 20:00 より
[주말극장가] 한국은행 턴 ‘<범죄의 재구성> 관객맘도 털까
[週末劇場街] 韓国銀行を盗んだ<犯罪の再構成>観客の心も盗めるか

16일 개봉하는 <범죄의 재구성>은, 올해 개봉한 한국 영화 가운데 <송환> 같은 독립영화를 뺀 상업영화들만 놓고 보면 가장 잘 만들어진(웰메이드) 작품으로 꼽힐 것같다. 16日封切りする<犯罪の再構成>は、今年封切りした韓国映画の中で<送還>のような独立映画を除き商業映画のみにおいてはもっとも良くできた(ウェルメイド)作品に数えられそうだ。
Swindol_kiji사기꾼 5명이 모여 한국은행을 성공적으로 털었는가 했는데, 어느새 경찰에 밀고가 들어간다. 한명은 도망가다 죽고, 한명은 잡히고, 나머지는 제각각 숨었는데 돈의 행방이 묘연하다. 
詐欺師5名が集まって韓国銀行からうまく盗み出したのだが、いつの間にか警察に密告が入る。 ひとりは逃げようとして死に、ひとりは捕まり、残りはそれぞれ隠れたが金の行方は知れない。
그 속내를 파고들어가다보면 예상치 못한 복수극 한편이 산뜻하게 펼쳐진다. 정교한 플롯이 주는 이런 재미는 이전의 한국영화에선 찾아보기 힘들었다. 
その内情を深く追求してみれば予想もできない復讐劇1編がすり抜けるように展開する。 精巧なフラッシュを与えるこのようなおもしろみは以前の韓国映画では見つけにくかった。
<스팅> <오션즈 일레븐> 등 심한 폭력장면 없이 깨끗하게 한탕하는 범죄영화의 맥을 이으면서, 캐릭터들에겐 지금 한국의 사기꾼같은 토종의 맛을 입혀넣었다. 
<STING> <OCEANS ELEVEN> 等 酷い暴力場面が無くさっぱりしたハンティングの犯罪映画の流れでありながら、キャラクタたちには今日の韓国の詐欺師のようなその種の味をにじませた。

그러나 시사회를 통해 이 영화를 본 많은 이들이 영화의 완성도를 높게 사면서도 흥행은 예측하지 못하는 분위기다. 한국영화에서 별로 시도되지 않았던 장르이기 때문이다. 또 1년전만 해도 한국영화에서 언론·평단의 반응과 실제 흥행이 극으로 갈리는 경우가 그렇지 않을 때보다 많았다. しかし、試写会をとおしてこの映画を観た大勢の人たちは映画の完成度を高く買いながらも、興行は予測できない様子だ。
また1年前からしても韓国映画では言論-評壇の反応と実際興行が劇的に変わる場合の方がそうでない時より多い。

마침 작년 이맘때 개봉한 <살인의 추억>이 그 간격을 줄이기 시작하면서 이후에 나온 ‘웰메이드’ 영화들이 잇달아 흥행에 성공했다.(공교롭게도 <살인의 추억>과 <범죄의 재구성>은 둘다 제작사가 싸이더스다.) 
おりしも昨年の今ごろ封切られた<殺人の追憶>がその間を縮め初めつつありその後でてくる’ウェルメイド’映画が相次ぎ興行で成功した。 (偶然にも<殺人の追憶>と<犯罪の再構成>は何れも製作者がサイドスだ)
그리고 <실미도> <태극기 휘날리며>로 관객 1천만명 시대를 맞이한 지금, <범죄의 재구성>의 흥행 여부는 여러모로 관심거리다. 예매율을 보면 15일 오전까지 <패션 오브 크라이스트>(31.6%)에 이어 27%로 2위에 올라있다.(맥스 무비 집계) 
そして <シルミド> <ブラザーフット> の観客一千万人時代を迎える現在、<犯罪の再構成>の興行可否は多方面の関心ごとだ。 前売り率を見ると15日午前までて<ファッション・オブ・クライスト>(31.6%)に続き 27%で2位に上っている。(エクス・ムービー集計)

16일 개봉하는 다른 영화 4편은 할리우드산이거나 할리우드와 공동제작한 영미권 영화들로, 대체로 범작들이다. 16日封切りした他の映画4編は ハリウッド産であれハリウッドと合同製作した英米圏暎画で、概ね凡作である。
연쇄살인 스릴러 <테이킹 라이브즈>, 19세기 오스트레일리아의 홍길동같은 ‘민중형 강도’의 실화를 다룬 <네드 켈리>, 유령들린 집에서 벌어지는 코미디 <헌티드 맨션>, 단기 기억상실증 환자의 사랑이야기 <첫 키스만 50번째> 등 저마다 다른 장르로 다양하게 밥상을 차렸다.  
連鎖殺人スリラー <テイキング ライブズ>、19世紀オーストラリアのホームキルドンのような民衆型強盗の実話を扱う<ネド ケリー>、幽霊に取り付かれた家で繰り広げられるコメディー<ハンティド マンション>、短期記憶喪失症患者の愛の物語<初キッスばかり50回目>等それぞれ異なるジャンルで多様な食膳を準備した。

글: 임범 <한겨레>기자
文: イムボム<ハンギョレ新聞>記者
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2006年7月15日 (土)

韓国体験記(1) - 最初の感想<첫인상>

 韓国を訪問して最初の印象は「思ったより普通」だった。(何言ってんだか)

 ただ衝撃的だったのは、すべてがハングルで表記されていて文字が読めないことだった。 文字が読めないのは当たり前のはずだが、外国へ行っても英語が分かれば何とかなるという無意識の妄信は、もろくも崩れ去った。 街の中で英語の表示を見つけると嬉しくて … 。

Machi  それ以外は日本の街とよく似ていた。

 ソウルはビルだらけで東京や大阪と変わらない。
 いたる所にある壮観な高層住宅群は圧巻であったが、田舎へ行けば山ばっかりで、広い土地には水田が広がっている。我々と同じ米を主食とする人種なんだ。

Shinchan  高速道路は右側通行なのを除くと、標識の色も表示の仕方も日本と変わらない。サービスエリアも休憩所も売店もなんら変わらない。日本のもの(技術)を持って行ったのではないかと思った。
 ついでに売店では『クレヨンしんちゃん』や女性週刊誌、見覚えのある本が沢山並んでいる。お菓子も大体同じもの。そしてロッテリア。

 街と田舎の景色の極端な差は日本以上。ソウルを離れると突然ドイナカになる。
 家屋のグレードも都市部と山間部、田園部ではずいぶん違う気がした。

Apart  まずは目で見るだけの韓国、その印象を色で例えるとグレー。
 町全体にグレーが掛かっていて彩度、明度ともに低い色彩だ。 看板や広告、横断幕の色彩は確実に色使いが派手なのに、なぜかくすんでいた。
 道端にゴミが落ちているわけではないのに、何か整理されておらず、またすべてのものが埃っぽく感じた。 街かどで見かける車も日本のようにピカピカに磨いたものがほとんど見当たらない。
 今から思うと時期が黄砂の季節だったのかも知れない。
 日本を訪れた韓国人が口をそろえて「日本の印象=綺麗」と言っているところをみると私の感覚はそう間違っているわけでもない様だ。

 これが私の最初の韓国滞在2日間の漠然とした印象だった。

 もちろん、これが私にとってのドラマチックな韓国劇の幕開けになろうとは、夢にも思わなかった。 図らずして、この出張を起点に私の韓国フリークは始まったのだ。

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2006年7月14日 (金)

韓国体験記(0) - 初めて<처음>

 私の初めての海外出張は韓国での技術打ち合わせだった。

 海外へ出るといえば新婚旅行で参加したパックツアー以来のこと、最後に飛行機に乗ってからすでに10年を超えるブランクがあった。
 しかも単身での訪韓…。

プリマホテルの窓から
P3190006  スケジュールはソウルで前泊、翌朝先方の会社の方とホテルで落ち合い、現地へ同行して納品のための事前打ち合わせを行うというものだった。そしてその日のうちにソウルに戻り翌朝帰国というもの。

 久しぶりの国際線搭乗、初めての関西空港、初っ端から航空会社変更のエンドース手続きでくたくたに疲れた私は機内でなを緊張しながら居眠り状態でソウル(当時김포공항キンポ空港)に降り立った。飛行場からソウルまでは韓国に出張中の年配営業マンが案内してくれたので私は観光気分。

P3190007  翌朝、待ち合わせの時間よりかなり早くホテルの部屋の電話が鳴った。英語でなにやら言っている。今日会う約束の人だ! さて準備をして、とまだまどろみつつも異国の地での決戦に備える私は、こうして不意を突かれる形で韓国での仕事第一日目を迎えた。

 ソウルのホテルからは車に同乗して約3時間。
 私たちが納入する設備が導入されたのは地方都市、
충청남도忠清南道(チュンチョンナム道)논산시論山市(ノンサン市)のはずれ。工場は호남고속도로湖南高速道路の論山インターを出てすぐのところにある工業団地にあった。

 もちろん私はハングルなど読めず、話せず。それどころか社会音痴の極みで一般の人以上に韓国についての知識は希薄だった。知ってることといえば日本人とよく似た顔立ち、辛いものを食べる国、読めるはずもない独特の文字、ソウルオリンピックくらいのものだった。

 打ち合わせに関しては、相手先に日本語を話せる方がおられたので特に問題はなかったが、移動中の車の中では片言英語でのコミュニケーション。ジャパニーズ・イングリッシュも凄いがコリアン・イングリッシュもなかなか凄く聞き取れない。しかも長らく使ったこともない英語には苦労した。
 たとえば、「車が多いですねぇ」って言いたい、「多い」って何て言うんだったか考えれば考えるほど出てこない。今考えるとバカみたいだがこれが私の実の姿だった。

 このときの2~3時間のドライブは初渡韓の私にとって日本列島縦断ドライブにも匹敵した。

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 というわけで、時々私の韓国体験記を書き綴ってみたいと思います。
 本当に第二章があるのかどうかすら不安ですが、とりあえず5回ぐらいは頑張ってみます。
 本物の韓国通の人からすればちっぽけな私の韓国体験ですが、世の中にはこんな経験をした奴がいるという程度のことで宜しくお願いします。もちろん大した内容はありませんよ。あまり期待しないでね。

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2006年7月 9日 (日)

昼の通勤路

 駅から家まで、ゆっくりと歩いて帰った。

 通勤ではなく駅の近くにある美容院からだ。
 このところ日中は暑く、汗をかかない様にゆっくりと歩いた。

 時間にして30分足らず。
 いつも歩く暗闇の道がこんなに華やかな様相を見せてくれるとは。

 心を静かにして全身で空気を感じながら歩いた。
 歩調を進めるたびに色々な香りが肌を刺激してくる。
 そして景色が私の脳を刺激する。
 夜歩くときに感じる香りの主が次々に目の前に姿をあらわす。

 こんな花が咲いていたんだ。
 うわー、色とりどりの花を咲かせた庭。

 子供が一人で遊んでいる。
 君は今、何を感じているの?

 公園、にぎやかな子供たちのはしゃぐ声。
 水辺で遊ぶ、わんぱくたち。
 大人たちは日陰でなにやらおしゃべりに夢中。

 我が家の子供たちが通った幼稚園、小学校。

 今日は琵琶湖一斉清掃の日だった。
 所々に集積したゴミの搬出忘れもあった。
 私は、寝坊して清掃に参加できなかった。
 役員のときはあんなに一生懸命やったのに。

 家に到着。
 庭には雑草と化したピンクのねじり草が咲いていた。
 どこから来たのか、愛らしい。
 例年なら葉っぱのうちに抜いてしまうのに。
 今年は草引きもろくに出来ずに、逆にこんな雑草の花を楽しめてしまうなんて。

 なんか、今日は妙な満足感を味わってしまった。
 何も無い日曜日。

 カラスが鳴き始めた。
 隣の庭ではバーベキューの炭をいこす音。
 静かに夕暮れが迫って来た。

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2006年7月 6日 (木)

困ったセンサーライト

少し前に玄関横のカーポートの所にセンサーライトをつけた。

 センサーライトというのはどこかの家の前を横切ろうとすると急にパッと明るくなって驚かされるあのハタ迷惑な照明器具だ。 人が近づいたら赤外線センサ?が作動して一定時間点灯する仕組みになっている。

 たいていの場合は防犯目的で使うんだが、期待に反して雑なつくりになっているのが特徴。 そして多くはデザインもあまり趣味のよいものでない。 雨風をしのげる構造であればよく、それ自体の外見は二の次に考えられているのだろう。

 うちの場合は防犯目的もあるが夜にカーポートが暗いので照明として使用している。
 新しく設置したというよりは前のが故障したので新しいのを買ってきたのだ。

 実は家の横の通路にも付けていたが狭い設置場所のせいか無意味によく点灯するのでコンセントを抜いていた。 隣の家にも迷惑になるし。
 カーポートのが壊れたからちょうど良いということで、それと交換してみた。 結果は同じ。症状が変わらないので仕方なくこちらも故障と断定、新規購入することになった。

 ところが新品のそれ、夜になるとやっぱり頻繁に点灯する。 買ってきたばかりだから故障しているはずはないし、センサの近くの温まった車が原因かと車をのけてみても点灯する。 もちろん誰かが前を通ったわけではない。 向かいの家の木が揺れているせいか?

 そういえば買ってきたものは、2,600円と前のに比べてかなり安かった。1/3だもん。
 壊れたやつは性能がよかったんだ。 蛍光灯タイプで光の感じもよかったしデザインも落ち着いた感じでよかった。
 やっぱり値段か。。

 感度が高すぎるんだよ、感知しなかったら「安物」と判定されるのを恐れて過敏に設定されているのだ!? じゃ何で感度の調整ができないの?

 誰かセンサーライトの感度の下げ方教えて。
 こんなんじゃ気になって寝られないよ!!

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