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2006年10月11日 (水)

韓国体験記(12) - 結婚式1결혼식

 通訳のために同行してくれたS嬢と二人で충정도(忠情道)チュンチョンド충주(忠州)チュンジュへ泊りがけで出張していたときのこと。

Sona_weding2  帰りのバスを待っているときに、私が一度韓国の結婚式を見てみたいんだという話をしていたら、急にS嬢が「じゃあ、これから行ってみますか」と言いだした。
 「 … 」(・ o  ・)メガテンニナッタ

 今日、友人の結婚式が有るというのだ。
 なんとなく諦めていたのだけれど、かつさんが行くのならちょうど良いと言う。

 驚いた。 新郎新婦とは見ず知らずの私に、そこへ行ってみようという提案にも驚いたが、そんなに重要な用事があるのに、黙って我慢していてくれたのだ。 そして今、もしこのことが話題にのぼらならなければ、彼女は友人へのはなむけの宴に出席できないばかりか、その悔しさを胸に、きっと夜遅くまで私に付き合わされて街を案内したり、食事をしたりすることになっていたはずだった。
 私だったら、前の日からそわそわして、明日にはどうしても帰らなくてはならないなどと申告していたに違いない。 いくら仕事が長引いたから仕方がないといっても、何とか早く終わらないものかと…。 これは韓国人女性と日本人の私との差か? 個人差の範疇ではないような気がする。

 
 さて、もうひとつの疑問。 招待を受けていない私が、どうして人生の一大事、晴れの舞台に軽々しく参加させていただけるのか?

 か 「って言ってもSさん、それは…」
 
S 「いいですよ、行ってみましょ!」
 
か 「えっ、え~っ、そんなことできるのぉ?」
 
S 「大丈夫ですよ」
 
か 「だいじょうぶう?」
 
S 「韓国では誰でも参加できるのですよ」
 
か 「・・・?」
 
S 「たぁくさん、来てもらったほうが喜んでくれますよ」
 
か 「でも知らない人だし、外国人だよ」
 
S 「招待するほうも色々あるけど、必ず来てください、ということではなくて、たぁくさん出すんですよ。 招待状。 だから誰が行ってもいいんんてす。」

ということで、出来るだけ大勢が集まって祝ってくれるほうが幸せになれるという微笑ましい思考方式で物事を判断しているらしい。

 S 「かつさんさえよければ行きましょ。」
 
か 「そうなん? そりゃぁ行けたら嬉しいわ。 でもSさん、懐かしいお友達と会ってゆっくりお話したいでしょ。 だから私はいいから行っておいでよ。」
 
S 「いいですよ、友達とはいつでも会えますから。 一緒にいきましょ。」
 
か 「そぅお、じゃ行っちゃおか。」

 こうやって私はめでたく、韓国式の結婚式とパーティーを体験させてもらえることになった。

 彼女は、新婦の関係の人に電話をかけて場所と時間を再確認した。
 後でわかったが、韓国ではこれは非常に重要な作業なのだ。 もちろん日本でもおめでたい席に遅刻するなんて考えられないが、韓国で遅刻するともっと深刻なことになる。 仮に20分も遅れようものなら式場は、もぬけの殻になり、いと空虚なる心情を体験することになるからだ。

【つづく】
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[ちょっと物知り韓国文化]
 本文中にも書きましたが、韓国の結婚式への招待状は、日本のそれのように特定の人に限定して出すのではなく幅広く来てくれそうな方にばら撒くようにして出すのだそうです。
 だから招待されたと言ってあまり律儀に考えすぎると日本人の場合はかえってガックリしたりする羽目に陥りそうです。 枯れ木も山の賑わい、程度の気持ちで(本来はお祝いの気持ちの表現として、またはその席を盛り上げてあげようという気持ちで)出席するのがよさそうです。
 中には、おめでたい席にまぎれて、暖かいご馳走目当てに全く関係の無い人がやってくる場合もあるようですね。

 会社関係の人(今は私の大切な友人の一人ですが)が、結婚するときに、世話になっている日本の人に招待状を送ってきました。 もちろん大勢が韓国までお祝いに行きましたが、出席された方たちはきっと思っていたのと違う雰囲気に、驚かれたことと思います。

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コメント

すご~い!
とっても興味がありますよ かつさん!
先日、ユンソナが結婚しましたよねぇ。
その時に、日本だと式と披露宴には違いがあるのに対して、韓国は同じで、しかも出席者は皆、式から出席すると聞いて驚きました。
かつさんの記事を拝見して、招待状をそんなに広く送ることに二度ビックリしました。
日本では「名古屋」や「福井」などのハデハデ結婚式が有名ですが、またそれとは違うのでしょうか?
つづきも楽しみにしています。

投稿: なぎさ | 2006年10月12日 (木) 14時21分

なぎささん、写真はソナちゃんのですよ。

私も是非ぜひ結婚式を見てみたかったのです。
日本の名古屋式などの物とはだいぶ違いました。
次の記事を読んでくださいね。
4回ぐらいの連載にしようと思っています。
最近、長文書くのが辛くなってきて、チト手を抜いています。^^;;

じれったいかも知れません。ごめんなさい m(. .)m

投稿: かつ | 2006年10月13日 (金) 00時56分

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