2006年11月27日 (月)

『새드무비(Sad Movie)』観て来ました

『SadMovie(サッドムービー)』 を観てきました。

Sad_poster  原題はもそのまま『새드무비(セドゥ・ムビ)』 でした。

 MOVIX 京都へ観にいったのですが、実はもう一回行ったら映画が一本ただになるということで、それに釣られて行った感も十分あります。 ところが、この映画はポイント対象外でした。 ガックリ。

 映画の内容は、題名のとおり。
 特にコメントありません、というのが正直なコメントだ。

 4組4様の美男美女が出てきて、それぞれに悲しい運命をたどる。

 とにかく今様の人気俳優を集めた映画。

続きを読む "『새드무비(Sad Movie)』観て来ました"

| | コメント (6) | トラックバック (2)

2006年10月28日 (土)

『ワールド・トレード・センター』観賞

 米国9.11事件の映画『ワールド・トレード・センター』を観に行ってきました。
 先週鑑賞して、どんなコメントをしようかと考えましたが難しいです。 一週間たって、とりあえず深く考えることはやめて頭の中にあるものを 書きます。
 映画のストリーを見たまま書いてしまったりしていますのでご注意ください。

Wtc_totsunyu  
 『ユナイテッド93』に引き続き、かの同時多発テロ9・11事件の映画『ワールド・トレード・センター』。
 今度は、事件当時救助活動あたり大事故に巻き込まれた警察隊のお話。

 いつものように訪れた静寂の朝を突き破るように起こった、9・11同時多発テロ事件。

 

続きを読む "『ワールド・トレード・センター』観賞"

| | コメント (11) | トラックバック (3)

2006年9月27日 (水)

ハリウッド版『イルマーレ』

 ハリウッド版??『イルマーレ』を観に行ってきました。

Lakeh_poster  『The Lake House』が題名なのでしょうか。
 映画が始まったときに、一番初めに画面に現れた文字は『The Lake House』でした。
 チョン・ジヒョンの『イルマーレ』が大好きなので、とにかく一回観てみようと楽しみにしていたものの、何の前知識も無く、그냥鑑賞の運びとなりました。(私の場合たいていの場合そんな楽しみ方ですが…)。

 率直に言って、二番煎じは二番煎じでしかなかったです。
 Re-make なんて格好いい呼び名は付いていますが、せっかく好い映画に仕上がっていても、最初に煎じたときの旨みが抜けてしまって、頑張ったのにかわいそう!
 やめときゃよかったのにと言いたいのですが、言いすぎでしょうか。
 オリジナルを観てしまっているだけに、次のシーンはどうなのだ、などとストーリーに入り込めなかってごめんなさい。

 劇場は私が今年行った映画の中では一番満席に近かったです。
うまいこと稼ぎよんなぁ … これが私の率直な感想です。Lakeh_2
 でも、よかったのはよかったですよぉ。
 映像も綺麗だったし。

 話のエッセンスは、韓国版オリジナルとあまり変わらないのですねぇ。
 事件の発端となる水辺の家は、海の上ではなく森の中の湖水の上に建っていました。 そして「イルマーレ」と言う言葉は劇的な運命を暗示する、人気レストランの名前として登場しました。
 建築家の父、駅での忘れ物、交通事故、よく似ていましたねぇ。

Lakeh_1 2004年から2006年の出来事、彼はその2年前の時間に住む人。
 2月14日のバレンタインデーに事件が起こります。

 お話の内容は、韓国版オリジナルのほうが東洋的というか、控えめで私には合っていました。 先に観てしまったせいかもしれません。
 Re-make版のほうは、二人が見知らぬ間とはいえ抱き合ってキスしたり、目の前で例のポストのフラッグが動いたりして、直接的でまた刺激的な表現になっていました。 最後の場面などは決定的で、彼女の必死のメッセージが届いて歴史を変えてしまうというご法度破りをやってのけたのは、二つの映画どちらも同じだったのですが、最後のハッピーエンド度合が … 。
 オリジナルのほうは、事件の流れを、むしろ申し訳なさそうに控えめに表現していたのですが、Re-make版はこれ見よがしに強調してしまったという風に映りました。 ここいらあたりがチョン・ジヒョンの秘めた表現力と言うか、底力なのかもしれません。

 初めて観る方や、俳優さんが好き方には素敵な映画で良いと思います。
 オリジナルを見てしまった人は、とりあえず やめておいてもよろしいかと思います。想像だけでも十分ですよ^^;;

| | コメント (7) | トラックバック (7)

2006年9月25日 (月)

『UDON』観に行ってきました

 こないだのお休みに『UDON』観に行ってきました。

 なぎささんの『UkiUkiれいんぼーデイ』にお邪魔して、記事を読ませていただいています。 そこでは、女性らしい( お嬢さんやお姉さんではない p(-o -) ゴホ〈失礼〉)楽しいライト感覚のしゃべり口調で映画レビューが展開されてゆきます。 そしてそのレビューに心奪われ、ついついその映画を見てみたくなってしまうのです。
Udon_chirashi1  ものすごいスピードでどんどん映画を紹介してくださるので、私のペースではそんなの全部に反応していたら他のことが何もできなくなるか、欲求不満になってしまいそうです。なのでとりあえず韓流ものを中心に読ませていただいて、洋画と邦画はオミット気味に一応スルスルと読ませていただくだけにしています。

 それでも辛抱できずに映画館に足を運んでしまったのがこの『UDON』です。

 ユースケ・サンタマリア(松井香助)と小西真奈美(宮川恭子ちゃん)が主演の映画ですが、不思議とジーンと目頭を押さえたくなったりして、なかなか感動もののお話でした。

 映画の出来は、チョッと説明的であったり、もう十分に解っているのに駄目押しのナレーションが入ったり、だるい部分も多々ありました。
 それから話が長~い。

Udon_chirashi2 人を笑わせる仕事がしたい、「この家には夢なんか何にも無い! うどんがあるだけだ!」 そう言い放ってアメリカにわたったがよいが、結局夢破れて帰ってきた香助。 ひょんなことから恭子ちゃんと出会う。 そして地方紙に就職。
 讃岐のうどんを取り上げた地元情報誌の企画が成功。 彼らの快進撃が続き、ついに「うどんはブームだ!」といわんばかりに。 しかし世の常、ブームは頂点を迎えるとともに急降下。

 わたしゃ、ここいらでどんな風に終局を迎えるのか、と、心の帰り支度をしてしまいましたよ。
Udon_3  しかし、それは私の勘違い!
 そこからか本題なのでありました。

 後半部分がよかったです。 涙しました。 ジンジンきました!
 それ言ったら、またうちの奥さんに笑われるのでここだけの話に ^^;

 いや~、小学生の子供たちが、きっと親父のうどんのときと同じように、笑顔でうどんをほおばっている姿には泣かされました。
Udon_4  そうだよ、「美味いもん食わせりゃ簡単に笑わせられるんだよ」人間。 世界中の人を笑わすんだと再び、アメリカへ渡った香助は子供のころからの夢を大切に、そして今度は自分の身に染み付いたキーワード「うどん」を胸に素直な気持ちでトライする。

 いろんな人(役者さん)が登場しましたね。
 チョコチョコと、短い時間ずつ。
 なんか面白かった。

 それから、村のうどん屋さん見て懐かしかった。
 一人で宇高連絡船に乗って出張したときのことを思い出した。 まだ若かった。 田んぼの中にぽつんとあったうどん屋。 丸椅子を自分で出して、うどんの玉をもらって自分で出汁とねぎと具を乗せる。 何にでも感動できたあのころ、店の中の景色を思い出す。
 もう一度行きたくても何にも覚えていないけど、映画を見てひどく懐かしくお店の様子を思い出しました。
 何かの拍子に出会った景色が思いもよらず心の中に残っているのですね。

 ぜったい、うどん食べたくなりますよね。 この映画。
 食欲の映画だ!

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006年9月19日 (火)

청춘만화 : 青春漫画

 実は、先週韓国から帰ってきた次の日に『青春漫画』観に行ってきた。

Seisyun_poster  前評判がよく、期待して待っていたら、放映されると同時にあちこちで期待はずれの声を多く聞くようになった。 そしてこの映画、韓国でも人気が無かったとかいう噂。
 それでも、まぁ是非観に行ってきなさいと仰る方も。 MelanyさんのDandelion☆Diary ~민들레☆일기~

 とりあえず観たかった映画でもあることだし、気楽な気持ちで映画館に向かった。 なぁんだ、良い映画ではないか!
 おなかを抱えて笑うことも無く、涙を流して悲しむことも無かったが、貧しい家に生まれた幼なじみが、かばいあいながら大人になっていく心温まる物語だ。

CINE21.COM のマルチメディア頁

 もちろん권상우クォン・サンウ김하늘キム・ハヌルの出ている映画だし、コミカルな表現力には期待を裏切ることなく楽しませてもらったが、ただのドタバタ映画というわけではなく、ほのかな「甘酸っぱい」味のするよい映画だった。(「甘酸っぱい」という表現は木村あすかさんの感想からいただきました^^)

Seisyun_ko1  韓国映画としては珍しく、二人ともが一般庶民。 大富豪もヤクザも出てこないし、殴り合いの喧嘩も出てこない。 やはり、韓国人には物足りなかったのではないかな。

 仲の良い幼なじみの二人。 지환ジファンはアクションスター、달래タルレは麗しの女優を夢見て練習に励む。 このあたりが映画の宣伝で言っていた「僕らの青春シナリオ」の意味するところだなと思って観ていた。 でも、話が進むともう一人人生の劇作家がいた。
Seisyun_ko2  シナリオって、まだ小学生の二人が出会ったときに、あかんたれのお父ちゃんが作ったシナリオだった。 かわいい息子のために一生懸命愛情を注ぎ、お父ちゃんの夢の中に綴ったシナリオだったのだ。

 二人が少しずつ夢を現実に変え、いよいよボルテージも上がってきたときにジファンが事故にあう。 もうちょっと、それらしく事故ってほしいナァ --おおっ、以外にも手厳しい現実がジファンを襲う。 息子のために悲しい顔を見せない父。 なかなか立ち直れない息子。
Seisyun_int  幼なじみのタルレはカッコいい彼氏よりジファンこそ自分の愛する人であることを確認する。

 辛いことがあってももっと楽しいことを考なさい。そして元気に、明るく楽しい人生を送りましょう! みたいな、ホンワカした青春ドラマ。 あまり刺激的なものを求めず、こういうのを楽しめる余裕もいいなぁ。な~んて一人納得したのでありました。
 

 キム・ハヌルの顔があまり可愛くなかったのは残念 ^^;

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2006年9月 4日 (月)

괴물:グエムル 漢江の怪物

 韓国映画『グエムル 漢江の怪物』を観に行ってきた。

 予定ではクォン・サンウとキム・ハヌルの『青春漫画』を観に行く予定だったが、上映時間の都合で『グエムル』のほうを観ることになった。
 じつは、なぎささんのブログ「UkiUkiれいんぼーデイ」やアンマリーさんのブログ「映画でココロの筋トレ」を見て
『UDON』にもかなり触手が動いていたし、『僕の、世界の中心は、君だ。』も話題性があって観たかったのだけど。。
Goemul_poster 結果的には、この映画にしてよかった。

 面白かった。


 なんでも、
봉준호ポン・ジュノ監督が子供のときから作りたかった映画だというから力も入っていた。 また、出演者、スタッフが『2003년 <살인의 추억> 殺人の追憶』の時のメンバーで構成されているらしい。

  題名 … 괴물:グエムル 漢江の怪物
  監督 … 
봉준호 ポン・ジュノ
  出演 … 
송강호 ソン・ガンホ → 박강두 カンドゥ
        
변희봉 ピョン・ヘボン → 박희봉 ヘボン
        
박해일 パク・ヘイル → 박남일 ナミル
        
배두나 ペ・ドゥナ → 박남주 ナムジュ
        
고아성 コ・アソン → 박현서 ヒョンソ
 

 実際のところ、どんなジャンルの映画かも知らず、名前だけコマーシャルでよく聞いたということで、また「 송강호 ソン・ガンホ배두나 ペ・ドゥナが出ているから面白そう 」程度の気持ちで席についた。
 怪物もどうせちゃちな作り物が出てくるのかと思っていたが、予想に反してなかなか本格的な映画で大満足した。

Goemul_nigeru 映画の製作に関することはよく知らないのだが、映画雑誌 씨네21(#563)によると、制作費が110億ウォン、うち怪物を作るのに40億ウォンとこの作り物にも相当力がはいっていたそうだ。

 
 映画の内容は、漢江の河川敷で小さい売店をして暮らしていた家族の物語。
 いつも居眠りばかりしている
カンドゥとその父ヘボン。 妹のナムジュはここぞというときに力が発揮できないアーチェリーの選手。 弟のナミルは離れて暮らしている。 そして逃げた妻との間に出来た娘ヒョソン。
Goemul_3nin 2000年のある日、ある研究室が漢江に投棄した劇薬が原因で突然変異して生まれた奇形の生き物。2002年に小さなその生き物は釣り人にすくい上げられるが逃げて姿を消す。そして2006年、怪物が姿をあらわす。
 平凡な生活の中に姿をあらわした怪物は、
カンドゥと父の目の前で幼いヒョソンを襲う。 怪物と接触したためウィルスに感染しているとして軍にとらわれ拘束されたカンドゥに、死んだはずのヒョソンから携帯に連絡が入る。 排水溝の中にいるとの知らせ。 しかし誰も信じずカンドゥは気がふれたと思われる。
 こうして、
ヒョソンを救うため、家族の団結と戦いが始まる。

 この映画に出てくる怪物は、人間が生んだ奇形種。 何とも不恰好な足と尾がはえた魚のようなトカゲのような。 人を襲うが、ゴジラのように大きくは無く、町を荒らすわけでもなく、なんとなく頼りない。
Goemul_sougi そして、アメリカの軍隊まで登場するが、実際に怪物と戦うのは怪物のアジトに閉じ込められたヒョソンと、そのヒョソンを救おうとする非力なカンドゥの家族だ。

 物語の舞台は、ソウルのシンボルとも言うべき漢江。 その中州である 여의도汝矣島)ヨイドあたり。 ここには国会議事堂があり、本当に市民の誇りである生活の場だ。そこにこのような怪物が登場するといった思い切った構成が面白い。 何かただの怪物ではなく、社会の、人間のひずみみたいなものがこの怪物の形となって現れたのだろう。

Goemul_duna  とにかく娘を救うために懸命に生きるカンドゥの姿に、コミカルな動き。 すごくドキドキするのにプッと吹き出してしまう笑いがミックスされてとてもよい作品だ。 ここぞというときにミスをする、ホントだったら笑えない場面が何度も出てくる。 しかしそこは家族のチームワークでフォローしてついには、もとの平和な暮らしが戻る。
 父も、娘も殺されてしまうが、生活は戻り、最後に残る売店で
カンドゥは今度は居眠りせずに漢江を守り続けた。
 
 CINE21.COM マルチメディアのページ 
動画がいっぱいあります。

 俳優さんを決めてストーリーに登場する人物のキャラクターを決めたというだけあって、各配役もピッタリとはまっていた。 
 
ソン・ガンホのキャラクターは言うまでもなく期待通り。 ペ・ドゥナもアーチェリーの試合では若くて美しい選手の顔をしていたし、普通の非力な娘が腹を決めて恐怖に立ち向かう姿か良かった。 ピョン・ヘボンも独特のリアルな演技がベテランの貫禄を見せていて良かった。

 韓国の映画としては、ドロドロとしたところのない、よくまとまったGOODな娯楽映画だった。
 ただ、この邦題の
『グエムル』というのはもう少しましな言い方無かったのでしょうか。 せめて『クェムゥ』とか『クェムル』とか。。

| | コメント (20) | トラックバック (11)

2006年8月16日 (水)

ユナイテッド93 観賞

『ユナイテッド93』観に行ってきました。

 例の 9・11同時多発テロ事件の再現(ドキュメント?)の映画です。 貿易センタービルの様子などが主かと思っていましたが、題名があらわしているのは、ユナイテッド航空93便という意味なのでした。

United  そのユナイテッド航空93便は、ハイジャックにあった4機のうち目標物に到達せずに墜落した最後の1機です。 残りの3機のうちの2機は言わすと知れたセンタービルへ突っ込んだ2機と、もう1機はペンタゴンに落ちたものです。
 その93便の出航から墜落までの様子をリアルに再現し、管制塔、軍、犯人、乗客の様子を描いた作品で、何の感動も無く、ただただ恐怖のルツボヘと落とし込まれる映画でした。
 現実に起こった事件であるだけに、場面が展開するごとに脳天から全身を戦慄が走り抜けました。

 映画には、事件の現場に本当に居合わした航空管制官なども出演していたのですね。 出演者の表記に "by Himself" と書かれていました。
 映像も 9・11テロ発生当時の実際のニュースの映像が大きなスクリーンに映し出され何とも後味の悪い恐怖で満たされていました。

United2  映画は93便に乗り合わせた乗客たちの勇敢な戦いを称えるほか、「この事件で命を失った全ての方に捧げる」とうたっていましたが、私にはこの言葉の意味を理解できませんでした。 このテロの意味合いと、なぜこのような事になったのかをよく考え、二度とこのような惨事を招かないために(軍備を整えるのではなく)私たちが、どのように振舞わなければならないのかを考えていく必要があると思いました。

 先日は、英国旅客機同時テロ計画が摘発され、過去のこと、映画でのことでは済まされない想いです。 世の中がどうにかなってしまったのかと感じてしまいます。


 さて、この映画をみて家内が面白いことを言っていました。「死ぬ前に、皆あなたを愛していたとか、家族に伝えていたね。」 と。
 本当にそうでした。 誰も「あなたのおかげで幸せだった」とか、「まだしてあげたいことが残っている」とか、「あなたに先立つことを御免なさい」とか、感謝の気持ちや、わびの言葉など述べていませんでした。
 さすがに自分がいるからお前がいるというアメリカの考え方ですよね。
 東洋人は貴方がいるから私もいるのね、という受け止め方だから、この映画を理解するのはきっと難しいのでしょう。

 実際には良い映画なのかもしれません。 けなしてばかりで申し訳ありません。
 最近モヤモヤしている私の率直な感想、、そんな色々なことを考えてしまう映画でした。

 ミチさんの ミチの雑記長のレビューが素直でよかったです。
 
yyz88 さんの 見なきゃ死ねるか!聞かなきゃ死ねるか!のレビューでは。事件の信憑性について言及され、また違った見方をされています。

| | コメント (13) | トラックバック (16)

2006年8月14日 (月)

파람의 파이터: 風のファイター

파람의 파이터 風のファイター』 観ました。

 これは、韓国語字幕で観ましたがほとんど簡単に理解できました。
 なぜなら、半分以上が日本語だからです ^^)。。

 監督 : 양윤호 ヤン・ユノ

 出演 :
양동근 ヤン・ドングン … 최배달 チェ・ペダル
      
平山あや … 陽子
      
加藤正也… 加藤
      
정태우 チョン・テウ … 춘배 チュンベ
      
정두홍 チョン・ドゥホン … 범수 ボムス

 オフィシャルサイト: http://www.cinemart.co.jp/fighter/
 CINE21.COM マルチメディアページ 動画が観れます
      
Fighter_poster  舞台は、戦中の日本。
 航空飛行士を夢見て日本に密航した若者、チェ・ペダルの物語。
 日本一強い男、極真空手を築いた大山倍達の人生を描いた実話物である。

 まだ観ていないが最近ヒットした?『力道山』もこんな感じなのだろうか。
 チョーセンジン、チョーセンジンと下げすまれて屈辱を噛みしめ、武道の師としていた人の死を機に奮起して成功を収めるサクセスストーリーだ。

 彼は、もともとテッキョン(テコンドーの前身)という武道の心得があった。 希望の航空学校に潜入、ついに入学を果たすが待っていたものは激しい差別。 教官から罵倒を浴びたまりかねて、また朝鮮人の仲間を守るため武術の技を披露したことがことのきっかけとなる。

 日本は戦争に負け、帰るところの無いペダルは、迫害を受けながら繁華街(池袋)の露天で生計をつなぐ。 そんな折、武道の師ボムスと再会。 再び武道の道へ。 アメリカ兵士の乱暴からすくった芸者、陽子との恋。 そしてボムスの死。

Fighter_1dojo やるせない思いを胸にペダルは自分に残されたたった一つの道、武道に生きることを心に決める。 ボムスから教えられた宮本武蔵を手本に自分を守り人を守る武術を観につけるため山にこもり修行を始めた。
 幾年かの修行を終えて帰ってきたペダルは自分を試すため次々と道場破りを繰り返す。 「強いものが居ればそこにいく」 自分は死んでもよいという条件であらゆる武道家と戦い、彼の快進撃が始まる。

 マスコミに騒がれ有名人となった彼は巷では英雄であったが、それは日本人としてだった。 現実には朝鮮人ということで武道家からは邪魔者扱いされ命さえ狙われた。
 勝っても勝っても彼は満たされることはなかった。 だから挑戦し続けるしかなかったのだ。

Fighter_3aya  彼が陽子の前でこぼした 「殴られるのが怖い。死ぬのが怖い」という言葉。 なんとも彼の人間らしさをあらわす一言。
 挑戦状を受けて、刺された傷も癒えないまま陽子の元を発ったペダルの心情を思うと切なかった。 彼は真剣をかざした相手と素手で戦わなければならなかった。 自分の命がもはや最後の一刀まで追い詰められたとき、放った彼の一撃は相手の命を奪う。 

 自分は人を殺した、彼は悔やんだ。 もう戦わない。。
 しかし死んだ挑戦者の家族に激励されて再び最強の男を目指す。

 とうとう最後に日本一を名実ともにする加藤7段との決戦。 航空学校で最初に出会った武術家であり、日本武道の威信にかけて朝鮮人ペダルを憎んでいる加藤大尉だ。 
Fighter_2last  ペダルは勝った。
 よかった。
 ペダルは加藤を倒さなかった。
 そして加藤は負けを認めた。
 真剣を携えた加藤の取巻きもペダルに切りかかったりしなかった。

 この映画で評価できる点は、見方にもよるが、日本人に対する批判的な気持ちが抑えられていたことだ。 朝鮮人を馬鹿にして、あるいは敵対して弾圧しする当時の日本社会を風刺しており、その憎き日本人の鼻を次々にへし折っていく爽快感 (もちろん私には爽快ではない) を前面に出し、韓国内ではさぞかし受けたことだろう。
 しかし、最後まで武道の精神を汚さなかった。 そして日本人も汚い手を使わず正々堂々としていた。 陽子も大和なでしこを貫いた。

゜゜゜゜゜゜゜゜
 あまり関係ないが、そういう意味では『アルマゲドン』などは見ていられなかった。 各国の人間が登場し、それぞれ特徴を捉えて上手く表現していたといえばかなり肯定的で気持ちよいが。 まったく他の国を 小ばかにしていた。 技術の低いロシア人ステーション、個人主義的共産国家の中国人、何でも神がかりのアラブ人?、金がすべての日本人実業家、そしてアメリカ人は地球を救う技術力と正義感のスーパスターなのだ。

 少しはこの映画を見習ってほしい。 人を見下げることで自己を主張するのではなく、人を大切にし自己も磨くことで存在を示す東洋の美学。… チョッと誇張しすぎましたか  <(^^;

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年8月11日 (金)

범죄의 재구성: ビッグスウィンドル

범죄의 재구성:犯罪の再構成 -The big Swindle- 』 ビッグスウィンドル観ました。

Swindle0_poster 韓国語オリジナルで観て(범죄의 재구성:犯罪の再構成見ましたが…)さっぱり分からなかったので、字幕付にて見直したんだが、やはり難しかった。

 一人のギャンブラー박신양パクシニャン扮する최창혁チェ・チャンヒョクと金先生を中心とする数名の詐欺グループが手を組んで、かの韓国銀行から60億ウォンを騙し取るというストーリー。 完全犯罪はならず、カーチェイスの末、車が大破してチャンヒョクは死亡。 この場面から映画は始まる。 逃げた犯人を追う警察の捜査とどこかに消えてしまった大金の行方を追う金先生の動きが徐々に真相を解き明かしていく。

CINE21のマルチメディアページ--動画が見れます

Swindle1  刑務所から出所してきたチャンヒョク が金先生に韓国銀行を狙おうと持ちかけたのにはしっかりと目的があったのだ。
 自信満々の金先生、完璧だったはずの計画は密告により空中分解。 しかも逃げ切ったはずの現金輸送車に金は残されていなかった。 計画を持ちかけたチャンヒョクは逃げる途中に車とともに吹っ飛んで消えたし、仲間は順に捕まり、あるいは殺される。

 実はこの辺り、すべて計算された罠だったのだ。
 警察に通報したのはチャンヒョクが金先生の家で知り合った
서인경ソ・インギョン(염정아)かと思ったが、きっとチャンヒョクの手によるものだ。
 チャンヒョク の計画はすべて成功。 警察に追われながらに口にした一言「よっしゃ!」がすべてを物語っていた。

Swindle2  この映画、私には少し難しすぎた。

 字幕付を観ながら「おおっっ、そういうことかぁぁ」 「えっ、なぁんだ」 なんて喜んでいたが、前半に穏やかな顔で出てきた女性が、後半で血相を変えながら怒っていても同一人物かどうかすぐに分からないのだ。 この辺りもっ少し易しく気づかせてくれるような画面を作ってくれたら嬉しかったのに。
 一概には言えないと思うが結局、話している言葉が分からなくても映像だけである程度楽しめる映画が、よい映画なのかもしれないと感じた。

 オリジナルと字幕つきを中途半端に2回続けて鑑賞したせいもあるかもしれないが、全体に感動が薄い気がした。
Swindle3  お話自体は展開が面白いのに、なぞが解き明かされたときの驚きが…、もっと効果的な衝撃がほしい。

 勝ち残ったチャンヒョクは完全犯罪。 その後談では詐欺の味を覚えたチャンヒョクが、イギョンと意気投合して詐欺生活、みたいな終わり方だったけど、そんなのすぐ捕まるよねぇ。 それにしても完全に騙されて、その上死んじゃって、大物詐欺師の金先生、かわいそう。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006年8月 6日 (日)

이중간첩:二重スパイ

『이중간첩:二重スパイ (日本語字幕)』 DVDにて観ました。

監督:김현정 キム・ヒョンジョン

出演:
한석규 ハン・ソッキュ … 림병호 イム・ビョンホ
   
고소영 コ・ソヨン … 윤수미 ユン・スミ
   
천호진 チョン・ホジン … 백승철 ペク・スンチョル
   
류승수 リュ・スンス … 이상욱 イ・サンウク

Niju_1poster2003年1月に封切られた韓国映画です。

CINE21.COM のマルチメディアのページ

日本語公式ホームページ

 シュリ(1999),JSA(2000)に続く大作とうたわれ、大変な期待を持って観賞しました。
 北朝鮮から偽装亡命によって南に潜伏して任務を遂行するイム・ビョンホ(ハン・ソッキュ)と南で生まれ、そのときから工作員として育つユン・スミ(コ・ソヨン)の孤独な人生を描いた物語です。
Niju_2juu  見事に南側情報部を欺き南側スパイとして3年の歳月をかけて信頼を勝ち取るイム・ビョンホ。 ラジオのDJスミが放送する暗号を聞き取り彼女と接触し任務を成功させる。 命令の実行を絶対と考えるビョンホと孤独な人生を送ってきたスミの間にほのかな愛が。 強い信念に一瞬の緩みが。 情報局の罠に係り、また北からの命令を実行しそこなった二人は、北にも南にも居る事が出来なくなってしまう。

Niju_3soyong  最後は、美しいリォデジャネイロの海岸沿い。
 逃れることが出来ない数奇な運命と、個々の人間の感情など超越した美しく晴れやかな景色、スミの人としての幸せをつかんだ穏やかな表情。 こんな風に終わってもいいのか、いやもっと辛い運命が待っているのでは、と諦め切れない思いが充満した。
 景色はこんなに綺麗なのに。。。

Niju_4love  この映画では、ハン・ソッキュは北側のスパイを演じていましたが、シュリでは南側の情報局員でしたね。 そして北の工作員と恋をする。 『二重スパイ』では強い北側工作員の志を貫いていて、そのせいかスミへの愛情はあまり強く感じとれなかったです。 むしろスミの方が常に怯えていて彼にすがる気持ちが強く、恋愛というより逆らえない運命の中で生きていくこと自体の必死の姿が描かれていたように思います。 そういう意味ではコ・ソヨンが一番いい演技をしていたと思います。
 チョン・ホジンは今テレビでやっているウォン・ビンの『꼭지コッチ』に出ていて、喫茶アダムのママの元旦那役ですよねぇ。 その印象が強すぎて気がそがれて困ってしまいました。
 リュ・スンスはもう『冬のソナタ』のヨングクさんです。 最高の脇役さんですね。

 言うほど感動的なドラマでは無かったです。 淡々と事が運び、苦しみが先行して愛情とか夢とか希望とかが見えてこないです。 それが北朝鮮だと言っているのかも知れませんが。
 いずれにしても北朝鮮に生まれた人は可愛そうですねえ。 それだけはしっかりと伝えていたと思います。

| | コメント (8) | トラックバック (2)